気になったこと日記 on はてな

突然ですがこちらに移転しました。

言葉

「かぶる」と「おおう」

NHKで面白いニュースが流れた。曰く「茶色く濁った水が道路をかぶっています」。 「茶色く濁った水が道路をかぶっています」。「おおう」と「かぶる」を読み間違えたNHKニュース。深刻なニュースなのに笑ってしまったよ。 pic.twitter.com/p09HBPLvei — maed…

「言語道断」on ChatGPT

ChatGPTに「言語道断」という言葉についていろいろ教えてくれとリクエストしてみた。 ちなみに日本国語大辞典の定義は以下の通り。 ごんごどうだん 【言語道断】 〔名〕(形動) ことばで表現する道が断たれるの意。 (1)(─する)仏語。表現する方法がなくな…

本年の「イグ・流行語大賞」

「イグ・ノーベル賞」ばかりが話題になって悔しいけどね。日本には立派な「言論文化」がある。「イグ・流行語大賞」にももっと注目されて良いんじゃないのか(そんな大賞、ないとは思うけど^^)。 「最も強い言葉で非難」、「断じて容認できぬ」、「丁寧な…

「おそろしい」や「馬鹿だ」は同じ意味?

別のブログにも書いたけれど、ちょっとだけ「古典学習ブーム」。『古典基礎語の世界』なんて本を読み始めたからだ^^。 古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ (角川ソフィア文庫) KADOKAWA Amazon

「文字」の「文」と「字」

『新漢和大字典』を読んでいると、「文字」の「文」と「字」の違いについての記述に出会った。 ひと口に「文字」というが、「文」とは紋様の紋と同系で、物の形を模様ふうに描いた絵文字である。「字」とは滋 (ふえる)と同系の語で、これは既成の絵文字を組…

「転売」と「仕入れ」はどう違うの?

「転売」をキーワードにYouTube検索したりすると、けっこう転売屋を「絶対悪」扱いする動画が多いみたい。 「転売」と「商売」ないし「仕入れ」みたいなのは何が違うんだろう? ※ ちなみに本記事に答えはありません。単純にぼくがわからないだけです^^ ア…

「日本はよくやってくれてる」

「日本はよくやってくれている」。ゼレンスキーが言ったらしい。 でもぼくはどうしても、ゼレンスキーの「機に乗じて」発言が気になってしまう。ウクライナ問題が「とんでもない重大問題」なのはわかる。でも「重大時には何を言ってもいい」とも思えない。 …

基本再生産数(R0)

新型コロナウイルスのおかげで、「R0」って言葉が世にはびこるようになったね。「あーるぜろ」ないし「あーるのーと(R nought)」とかって読むらしいよ。 「なんだかねえ、そりゃ?」と『大辞泉』のデジタル版ををみてみたよ。 きほん‐さいせいさん‐すう 【…

アポストロフィーとは?

OALDの言い方がちょっとおもしろかったのでメモ。 2番目の定義ではあるけどね。 ​the mark ( ’ ) used before or after the letter ‘s’ to show that something belongs to somebody, as in Sam’s watch and the horses’ tails 「used before or after」っ…

ぼくは「越」が書けません!

ぼくは「越」の字を書くことができないらしい。正確にいうと、正しい筆順で書けないみたいだ。 「越」はこんな書き順なのか。正しい書き順で書いたことないな。 #漢字 via 漢検漢字辞典 pic.twitter.com/dbZtIJUVTP— maeda hiroaki (@torisan3500) 2019年4月…

LDOCEはいいね!

LDOCEは「Longman Dictionary of Contemporary English」のこと。学習者向けの英語辞典だ。 定評のある辞書なんだけど、ぼくは長らく、学習者向けの英英辞典はOALD(Oxford Advanced Learner's Dictionary)が必要十分であると思っていた。思っていたし主張…

英語で百人一首

また百人一首がブームみたいだ。今日の日経新聞文化欄にはこんな記事が載っていた。 「So this is the place!/Crowds,/coming/going/meeting/parting,/those known,/unknown――/the Gate of Meeting Hill」=「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも…

「官民」の「官」ってなんだ?

小学生に尋ねられた。「“官民”ってなに?」。そんなもん簡単じゃん。 官民官吏と人民。公務員と民間人。また、官庁と民間。 と、日本国語大辞典にも書いてある。 文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔 (中公新書ラクレ) 作者: 寺脇研 出版社/メーカー: …

「卍」が、六画の漢字である件。

「卍」は漢字なんだそうだ。 そう言われてもまあ、「ふーん」という感じだったりする。だけど「六画の漢字なんだよ」と言われると、「なんだと、ま(ん)じかよ」という気がしてしまう^^。 「卍」は六画の漢字。 #辞書 #漢字 via 新漢和大字典 pic.twitter…

金田一家、日本語百年のひみつ(金田一秀穂)

『金田一家、日本語百年のひみつ』を読んだ。 金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書) 作者: 金田一秀穂 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/08/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る うっかりすると「かねだいっか」なんて読み…

個数示す「ケ」とは何か

日経新聞の文化欄にあった記事のタイトルそのまま失礼。「2ヶ所」などのときに、なぜ「ヶ」を使うのか。 「个」は「個」の異体字で、手書きで書くとカタカナの「ケ」とよく似た形になる。これが日本語で「ケ」を「個数」の意味で使うようになった由来である…

現代語を古語に訳すための「現古事典」

現代語を古語に訳すための辞典なのだそうだ。 現代語から古語を引く 現古辞典 作者: 古橋信孝,鈴木泰,石井久雄 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/03/24 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 127回 この商品を含むブログ (3件) を見る この辞書…

1から10、読む方向を変えるだけで読み方の変わる数字

ちょっとわかりにくいかな。要するに1から10を数えるときは 「いち・に・さん・し・ご・ろく・しち・はち・きゅう・じゅう」 と言いそうなのに、逆に数えると 「じゅう・きゅう・はち・なな・ろく・ご・よん・さん・に・いち」 になるねって話。

リアル『宇宙戦争』的な結末を迎えた蛾による食害事案

蛾の食害の記事。笑っちゃいけないところなんだろうけれど、笑ってしまった。 蛾による食害事例は奈良県大台ケ原でもあったが、渡り鳥が蛾の幼虫を補食して終息した via #日経新聞 蔵王の樹氷に蛾の食害 http://t.co/1xITo0V0E5— maeda hiroaki (@torisan350…

ぼくの読んだ「穂村弘」

最近、初めての「穂村弘」体験をした。 本当はちがうんだ日記 (集英社文庫) 作者: 穂村弘 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/09 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (107件) を見る 確か、タイトルに惹かれて手にとったんだ…

「again」は「アゲイン」と発音することもあるらしいよ。

「again」は「アゲン」です。「アゲイン」と読んではいけません。そう習った記憶があった。 最近、映画の広告なのか「アゲイン」と書かれたポスターも見るけれど、それはまあ言ってみれば「方便」のようなものなのかと思っていた。 アゲイン 28年目の甲子園 …

『三省堂国語辞典のひみつ』(飯間浩明)の目次

『三省堂国語辞典』は四版、六版、七版と持っている(六と七はAndroid版)。カピバラに興味をもったのはこの辞書のおかげ。 この語釈を見るために『三省堂国語辞典』第七版を買う人もいるのではないか。「ねむそうな目と、間のびした鼻の下をもつ」=カピバラ…

寒桜とハンバーガーと図書館。

年に2度ほど訪れる「どうしてもハンバーガーが食いたい日」が突然やってきたので、市ヶ谷のフレッシュネスバーガーに行ってきた。 そしてそこから四番町図書館と東郷元帥記念公園。公園ではしばらく前から寒桜が咲いている。 桜なう #桜 pic.twitter.com/wTN…

『現代国語例解辞典』にありがとう!

Twitterに「現代国語例解辞典より」というような言葉を流そうと思った。予測変換が働いて思わぬいち文が出てきた。 ぼくは『例解辞典』に何か感謝しているらしい。予測変換がこんな感じ。 pic.twitter.com/7UHxUiftsf— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 2…

ハシビロコウは絵でも写真でも同じような具合かな

ハシビロコウのことばかり言ってるけど。 『ランダムハウス英和大辞典』でみつけたハシビロコウ shoebill(靴嘴) pic.twitter.com/OUFl4hAfLh — maeda hiroaki (@torisan3500) 2013, 12月 1 絵でみても違和感はないな。

本日、広辞苑の誕生日

55年で「5が2つ」だから、5月の25日という「ファイブスクエア」の日に刊行? まさか。 1955年5月25日,『広辞苑』の初版が刊行されました.以来60年近く,現在は第六版,累計1140万部.今日5月25日が「広辞苑の日」と言われるまでになりました.この間の皆様…

『成語林』。あまり写真も出まわっていないみたいなので引っ張りだしてみた

92年に買った『成語林』。いまや画像もなかなか登録されてないみたいだ。ってことで書棚から引き出して写してみた。 成語林 posted by (C)torisan 定価8000円ってのは、なかなかの勝負値段だったんだな。 成語林 posted by (C)torisan せっかく編んだんだか…

『古文研究法』 by 小西甚一

高校時代にいやってほど読んだ本。先日、三省堂書店で見つけて「むむ!」と思った本。もったいないことに、昔のハードカバーはどこかに失われてしまっていた。 今日、再度手に取って眺めていると、面白くてたまらない。おまけに値段を見ると1243円。ちょっと…

趣味が国語辞典な仲間を探しているところ

流行を追っていて恥ずかしいんだけど、最近、国語辞典に目覚めた^^。 目覚めついでに「気になる言葉」なんてブログも作った。 この前まで3冊くらいだった国語辞典が一気に2桁を突破して増殖中。ただ、まだこの世界に疎いので、国語辞典ファンがどの辺りに…

うちにいる国語辞典を整理しておこう

ちょっと国語辞典が増えてきたので整理しておこう。つい最近まで「国語辞典は買わない」という緩やかなルールがあった。だけど『舟を編む』、『辞書を編む』、そして『国語辞典の遊び方』なんかを続けて読んで、買わないとするルールなどなかったことにされ…