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突然ですがこちらに移転しました。

新成人の世代感は「格差」 ネットアンケート

goo ニュースで見かけた記事です。新成人世代に「自分たちの世代を漢字2文字で表現した場合、当てはまる熟語を5つの中から選ばせた」ところ、「格差」ってのが 25% で一番多かったとのこと。

な~んか不思議な感じ。今、「格差」ってのがそれほど問題になってきているのかな。確かに「格差」で Google ればいろいろな記事が出てくる。でも社会生活を行ってる中、既存の「格差」ってのが広がったり、より深刻化しているような印象は受けないんだけど。

あるいは流行した(?)「ニート」などへの風当たりが強くなって、それが若者層に「不安感」を与えてるということはあるかもしれない。でもその場合は「格差」が問題なのではなく、「ニート」などの存在様式が問題だったわけで、その辺が混同して語られたりはしないかな。

尚、

以下「(程よい距離を保ちながらつながる)連鎖」24%、「(私は私の道を行く)拡散」19%、「(誰にも負けないオンリーワンを目指す)個性」16%、「(気の合う仲間といつも一緒の)連帯」8%の順となった。

この中の「個性」。あるブログにあったように「誰にも負けないというのは、ナンバーワンというのだと思います」という意見は正当。正当すぎるから置いておくとしても(笑)、この 16% というのは多いですか?

個人的には一時の「猫も杓子も『個性』」の風潮は減じているかなと思うのですがどうでしょうか。「個性」の大合唱は、自らに求められる背景も意識せず、ただ単に「重要な対象でありたい」という甘え構造だったというのが個人的感想です。