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突然ですがこちらに移転しました。

だめな早稲田ラグビーを見てきた。

prince chichibu memorial rugby stadiumラグビー、見てきました@秩父宮ラグビー場

本日のカードは九州電力-早稲田、関東学院-たまりばクラブ。4チーム中3チームが好きなチームなので結構おいしい^^。

で、メインの観戦対象は早稲田大学。去年まで清宮監督のもとで「学生最強」を標榜したチーム。今年度は清宮監督退陣後の最初の年。テレビで見る限り明らかに弱くなっているのですが、どこがどう悪くなっているのか。それを確かめに行ってきました。

まず目に付くのが全体的なプレイの軽さ。

FW について言えば集散が遅い。去年までは素早さとテクニックで、少ない人数でも生きたボールを BKに供給していました。しかし選手自身それに慣れてしまったのか、今年の FW はとにかく「怠惰」な印象を受けてしまう。スタッツは見てないからわからないけれど、数字に表れないターンオーバーも結構多い。

FW のライン参加も、清宮自ら「サボリがうまくいってるように見えるケースがあるだけ」ということを言ったことがあったけど、今年についてはとくに「ライン参加はいいから仕事しろ」と言いたくなる状態。

また BK に関しては、去年までは軽いプレイでも集散の速さとテクニックでマイボールをキープし続けていた。今年は先述のようにFWの集散が遅いため SO 曽我部のプレイがひたすら「軽く」見えてしまう。そこにフォロー無くプレイが通用しないため、結局HBだけでボールを前に出そうとして泥沼にはまるという展開。

また(見てないけれど)関東学院戦(大学選手権決勝)で劣勢に立ったラインアウトの修正も見えず、スカウティング能力の欠如も露呈していたように思えます。

九州電力については、それこそ十数年ぶりに見たので何とも言えず。ただ両チームとも「普通の中堅チーム」の感じ。「でも早稲田はこれが普通だったんだよな」とは、とある40年来の早稲田ファンの呟き。。確かに。清宮以前の早稲田は13年間このような低迷の中にあった。

それにしても遙かな高みに登ったかに見えた直後、このような低迷を見るのは寂しい。早稲田ラグビー部には「継続」の言葉があったはずなんですが。

2試合目は後半途中までたまりばが粘りを見せる展開。どうやら早稲田Cや日大には勝ったチームらしくて、それなりに楽しめる展開でした。最後はもちろん自力に勝る関東学院が勝利。

楽しみは明日のサントリーですね。