写真は、取引先の会社から去年のクリスマスだかなんだかにもらったお楽しみ袋^^に入っていた電卓。直径5cmくらいの電卓なのに8桁計算でM+やM-キーまで付いている…
電卓と言えば。
私が最初に親の金を盗んで買ったものなんですよね。時は1973年、価格は1万円程度。機能は子のおもちゃ電卓に劣るとも勝らない(笑)ものだったでしょう(参考:カシオ電卓の歴史)。
当時の1万円と言えば今よりもはるかに価値が高かったと思いますね。決死の覚悟(?)で購入した電卓だったけど、結局店から「高額製品の購入」ということで自宅に連絡。親にばれてぼこぼこに殴られた上で返品させられてしまいましたっけ。
今にして思えば「電卓なんて持っていてもしょうがないじゃん」って話。でも「自動で計算する」機械なんて、テレビに出てくるコンピュータでしか見たことがない。LED の表示する数字の形も「ねくすと・じぇねれーしょん」な感じがしてすごくわくわくした。
今じゃ電卓って百円ショップなんかでも売っているんですかね。電卓がなくてもいざとなればパソコンに付いてる電卓を使えば良いし、データに基づいた計算をするならエクセルだかなんだかを使うわけですよね。
電卓を買いに走った自分。「馬鹿だなあ」と思いつつ「でもあの当時はやっぱり欲しかったよな」なんて思い出すのでした。