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突然ですがこちらに移転しました。

MindMap を「お馬鹿さん」に紹介してみる

パソコンが普及し始めた当時から「アイデア・プロセッサ」や「アウトライン・プロセッサ」と呼ばれるジャンルのソフトウェアが広まってた。たとえば『物書きがコンピュータに出会うとき―思考のためのマシン』なんかがよく読まれたかな。あ、もちろん「KJ法」(KJ法―渾沌をして語らしめる)を抜きに語ることはできないね。

古くは Vz でアウトライン・プロセッサを実装したり、HyperCard で実装したものもあったな。最近なら PowerPoint や Word なんかもアウトライン・プロセッサ的な使い方ができる。

「アウトライン・プロセッサ」と呼べば「書き物ツール」という感じだけど、それを「思考ツール」と捉えなおして出てきた概念が「アイデア・プロセッサ」だと思う。それをさらに流行の「脳」の概念を取り入れて出てきたのが「マインド・マップ」かな。

ビジュアルに対する視点や、そういうのに違いはあるけど、結局「アイデア(発想・思考)」を「プロセス(処理)」するという「概念」を持っていれば、ツールや呼び方にさほどとらわれる必要はないんだと理解してる。

■ MindMap って何?

結局 KJ 法なんかの本を読めって話になるけど、たとえばウィキペディアの「マインドマッピング」とか、「アウトラインプロセッサ」のエントリを読めばなんとなく概念がつかめるかな。

「ITエンジニアのための」と銘打っているけれど、@IT の記事は結構わかりやすいかな。

■ ソフトウェア

■ 注意

たまに注意すべきは「失望感」(笑)。アイデアや企画をマインドマップツールやアイデアプロセッサツールを使って形にしてるとき、ときに「なんだ、たいした企画じゃねえな」とがっかりすることがある(苦笑)。あと、特定のツールに慣れてしまうと、そのツールがないと一切ものが考えられなくなったりもする^^。