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突然ですがこちらに移転しました。

「交通安全運動期間」ってのは馬鹿馬鹿しいと思う(警官のせいで発生した事故)。

相変わらず(ちょっとだけ)馬鹿みたいに自転車で走ってる。で、そんな昨今、街は「秋の交通安全運動期間」の時期みたい。この「交通安全運動期間」って大嫌いなんだよな。

多くの白バイが違反のおきそうな道路脇に隠れて、違反車両が通るとささと追いかける。まあ、これは「歴史と伝統」だし、違反した側に非があるわけだからまあいい。

「そんなもんやめろよ」と思うのは、信号のある交差点での交通整理。信号と同じ指示を、わざわざ人が笛を吹いて行う理由がわからない。信号機の設置には結構な費用がかかってるわけで、ぼくたちはそういう信号に従って交通ルールを守る習慣がついてる。成熟しきっている信号文化に、敢えてコストをかけて手を加えるのは愚かしく感じる。

さらに、信号機と同じ指示なんだけど、それを二元化されることでドライバーの注意力が散漫になることだってあり得る。実際に昨日「警官さえいなければ起きなかった事故」を目撃。場所は高円寺付近の陸橋下。ある車が信号の変わり目にちょっと交差点に車を突っ込んでしまった。でもドライバーは「あれ、いけなかったか」と車を停止。信号の変わり目に交差点に突っ込むのはいけないことではあるけれど、ここまではまあよくある風景。

突っ込んだドライバーにとって不運なことに、この交差点に「安全運動期間」のせいで警官がいた。頭を突っ込んだ車に向かって「ピピッピピッ」と何度も笛を吹き鳴らし、もう頭を突っ込んでるんだから進めと手信号を送る。ドライバーは突っ込んでしまった罪悪感と、気分次第で細かい違反も検挙するようにすら思える警官の存在にびびってしまった。そこであわてて後退。すると後ろに接近していた車に前からぶつけてしまった。

この事故は「交通安全運動期間」のために警官がいるようなことがなければ、そして警官が笛を吹き鳴らさなければ絶対に起こらない事故だった。行楽シーズンの入り口で事故を起こしてしまって面倒な手続きをいろいろしなくちゃならなくなったドライバーには不運なできごとだった。

交通安全運動やなんか自体が無駄だとは言わない。自転車乗りとしちゃあ、逆走自転車や無謀な信号無視自転車なんかどんどん取り締まってもらいたい気持ちもある。でもここ何十年か行われている交通安全運動ってのは、ほんと馬鹿馬鹿しく、そして迷惑なものに感じる。

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