逆にがっかりする加藤コミッショナー・豊田評論家対談（野球）

野球を見なくなって久しいんだけど、日本球界をパスしてメジャーに行こうというのが問題視されてるのは聞いてた。何が問題かというのはちょっとよくわからないんだけど。

で、そういう問題を受けて掲載されたのが本日の日経新聞「どうするプロ野球（上）」。コミッショナーの加藤氏と評論家の豊田氏が対談してる。基本的に「日本野球にも魅力はあるのだ」と、日本野球の「マイナーリーグ化」ではなく「日本は日本のメジャーリーグ路線」で話をしてる。でも、二人の挙げる「日本野球の魅力」がなんだか寂しい。

加藤コミッショナーの発言を抜粋：

• 日本は安全で、日本語が通じて、奥さんと子供も安心という生活環境
• （大リーグのチャーター機と比較して）日本の新幹線というのはすごいもので（各国の特急遅延平均を比較すると）「６秒」（だから日本もすごいじゃん）。
• コンビニエンスストアなんて24時間開いている。

なんじゃそりゃと思ってしまう。そりゃ野球の話じゃないじゃん、と。日本でプロ野球を目指す環境にいる者には、先人が築いてきた日本の環境に貢献する義務があるとかなんとか、そういう話でもしてくれた方がすっきりするんだけど。

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