柳家はん治が目当てで出かけた浅草演芸ホール。上席のうちに2度出かけたことになる。もしかしたらまた入船亭辰じんが見られるかなと思ったり。
到着は前回よりちょっとはやめ。
・昼席(途中から)
色物のときは結構席を立ってしまう。ただ今日は漫才以外見たことになるのかな。三増紋之助は毎回見てる。最近新ネタも取り入れて一層面白い。和楽社中は見たり見なかったり。最近「五階茶碗」をあまりやってないらしいのがちょっと嬉しい。技としては難しいんだろうけれど、見ていてあまり面白くないんだよな…
・夜席
- 前座 古今亭半輔 「初天神」
- 柳家喬之進 「金明竹」
- 柳家三之助 「のめる」
- 古今亭志ん輔 「夕立勘五郎」
- 三遊亭歌笑 「松山鏡」
- 林家正蔵 「悋気の独楽」
- 柳亭市馬 「出来心」
- 金原亭馬の助 百面相
- 仲入り
- 三遊亭歌奴 「豆屋」
- ダーク広和 マジック
- 柳家はん治 「粗忽長屋」
- 桂文楽 「替り目」
- 柳家権太楼 「町内の若い衆」
- 林家正楽 線香花火、ほおずき、フラダンス、スカイツリー
- 桂南喬 「お見立て」
後半も民謡漫談、粋曲、漫才以外は色物も参加。ダーク広和は基本的に面白い人なんだけど、手品の面白さには差がある(クオリティはいつも高い)。昨日のは普通だったかな。
目当てのはん治。先週が「居酒屋」だったので今日は古典をと期待していたところが「粗忽長屋」。前にも聴いたネタだけど、なんべん聴いても面白い。
先週「つる」だった権太楼は「町内の若い衆」。これをはじめて聴いたのは古今亭菊之丞。「こんな話があるのか」と驚いたけれど、権太楼ははまっていたな。ちょっと照れたような、相手を焦らすような権太楼の語り口が爆笑を呼んでいた。
「松山鏡」と「お見立て」は初めて生で聴いたと思う。というか両方とも本で読んだだけかな。まあ「お見立て」は「幕末太陽傳」では見ているな。