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一之輔、披露公演に行ってみた(5/13)

なかなか新たに「さあ出かけよう!」という気持ちになれなくなってしまったことがあって、ちょっと間のあいた落語会はずいぶん前に予約していた「一之輔真打昇進披露公演」。

本当はすべての寄席での披露公演を見に行こうかなとも思ってたんだけど、国立演芸場で3度見に行くことになったので「ま、いっか~」なんて(苦笑)。

送信者 落語

チケットは売り切れ(数席、空席があった)ながら、当日に「立見席券」も売り出されていた。そんなもん売り出したら大量に立ち見が出るのかと思いきや、立ち見しているのは2、3人だったかな。確かに一般の人にしてみれば半蔵門くんだりまでわざわざ落語を見に来るのは大変なことなのかもしれない^^。

送信者 落語

で、まあ非常に気合の入った素晴らしい落語会だったな。

思い出してもニコニコしてしまう楽しさ。個人的にはあまり表で聞いたことのない「孝行糖」(金馬のCDでばかり聴いている)や、ひさしぶりの「野ざらし」も嬉しかったな。三遊亭金兵衛という人は一見ヒョウヒョウとしていて雰囲気がよくわかんない^^。ただ「孝行糖」はあっていたように思うな。橘家圓太郎は好きだけど、何を言っても「何をいまさら」と言われそうな実力者だからとくに言うことはない^^。いつも満足させてくれる噺家

一之輔の「青菜」もまた気合が入っていて面白かった。青菜っていくらでもくすぐりが入れられそうで、いろいろ弄ることもできそうな話。ただそれだけに「基本通り」の迫力を聞かせてくれると大満足を感じてしまう。「お祭り」ムードもある中でもちろん「ニギヤカ」なクスグリもあったんだけど、それでも「本格派」を感じさせてくれる嬉しい高座だった。

この日はこの後、両国まで行く予定。お世話になっている噺家が高座に登るのだ。こちらも予約済みの落語会。

てなわけで余韻を胸に抱えながら、大急ぎで永田町駅に向かったのではありました。次は水曜日のチケットをとってありますです(^^)。

ところでちょっと落語会に出かけるモチベーションが下がったのは、もちろん落語協会の対応が「怖い」から。

落語協会は怖い(苦笑)。落語会に出かけようと思うと一瞬足がすくむようになっちゃった。まあ時間が解決してくれるんだとは思うけれど。