ぼくは3G版を買いました。
アナウンスされたのはiPad mini発表の日でしたっけ? TechCrunchの翻訳なんかをしながら、一段落かなと思ったら流れてきたんだったっけな。
一瞬悩みましたよ、実は。
「KindleはソフトウェアがPCにもAndroid携帯にもiPod touchにも入ってるからいらねえんじゃねえのか」。ただE-inkってのを試したことがないことに気づいてオーダー。最初はもっと到着に時間がかかるって話だった。
それが意外にはやくやってきました。久しぶりに楽しいEデバイスの到着です(^^)。この季節。コートのポケットにぴったり入るのが楽しいじゃないっすか(^^)。
で、みんなに「何を買ったか」と聞かれるんだけど、基本想定用途は無料本(笑)。青空文庫やGutenberg、その他の無料本が読めれば満足だなあという想定。そして想定通り、今は「The Wonderful Wizard of Oz」なんかを読んでいるところ。
「そういえばギンガムチェックという言葉を最初に知ったのはオズだったな」とか、「一番大事なのはブレインじゃない」って言葉に考え込んだりしたっけなど。いろいろ懐かしくて楽しい(英語では読んだことがなかったんです、実は)。
それにしても洋書がこんなに手軽に手に入って、かつ単語の上を指で押すだけで辞書が表示されるなんてちょっと凄いですよね。
日本語の方もかなりのラインアップが無料で読めて楽しい楽しい(まあKindleじゃなくても読めたわけだけど)。
むろん日本語の辞書も同梱されています。
上の図は、なんの調整もしていない自炊本(新書)を表示して辞書を起動したところ。
# ちなみにこれで自炊本を読む予定は今のところありません。
もちろん電子書籍ですから検索も快適便利。
E-inkは「感動的」ってほどでもないんだけど、確かに読みやすい。バッテリーのモチはまだよくわからないけれど、さすがにスマートフォンとは比較にならない。
それにやっぱり3Gが嬉しいですよ。3Gにつきものの、面倒な「契約」なしに、どこでもネットワークが使える。駅でふと思い立った瞬間に本がダウンロードできるものな。
ところで「ブラウザ」ってのも同梱されていて、確かにブラウズはできる。でも動作は遅いし、画面も独特になっちゃうみたい。今はまだあまり使ってません。
あと、サイズがなかなか適当かな、やはり。もう少し小さいほうが片手ホールドには良いんだけど、すると読書エクスペリエンスが阻害されるんだと思う。このくらいなんでしょう。なんせコートのポケットに入るし^^。
コートのポケットに入るのが相当うれしいので、カバーは保留です(つけたらたぶんポケットに入りにくくなる)。
今回のお買い物は、かなり幸せです(^^)。
追記:TCのホリデーギフトガイドにも登場したので訳出しておきました。
[New]:ホリデーギフトガイド:スマートフォンとタブレットの間に、自らのニッチを強烈に主張するKindle Paperwhite dlvr.it/2cM55t
— TechCrunch Japanさん (@jptechcrunch) 12月 10, 2012
技術的な進化についても書いてあるけど、まあそんなことはどうでも良いくらいに幸せ感じるかな(^^)。