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気になったこと日記 on はてな

突然ですがこちらに移転しました。

35年ぶりくらいの「自然主義」が面白かった1月

田山花袋が掘り出し物だった。 

田舎教師

田舎教師

 

 自然主義の文学なんてのは、基本的に「古臭い」なんて感じてた。とくに中学時代あたりに多く読んだのがいけなかったかな。「歴史の遺物だ」なんて、格好つけたつもりで、格好わるい感想をもってしまったものだった。

一兵卒

一兵卒

 

 長い時代を経て、読み返した田山花袋は(と、いうか自然主義文学は)、すばらしい迫力で大いに楽しませてくれた。

また、「読書」自体の目的でなく、時代の風俗や言葉などを知るために読んでも、調度良い「隔世」具合で、大いに楽しむことができた。

ちょっと期待して読んだ『ロマンス小説の七日間』は、これまでの三浦しおん体験の中でいちばん残念。1月最後に読んだ『玩具修理者』も、名前から『ペット・セメタリー」の迫力を期待していたので、ややがっかり。

Kindleの無料本はほぼすべて過去に読んだものばかりなので、実のところはほんの数冊しか読んでいない1月だった。

ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)

ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)

 

 

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:1203ページ
ナイス数:12ナイス

玩具修理者 (角川ホラー文庫)玩具修理者 (角川ホラー文庫)
読了日:1月31日 著者:小林泰三
受験勉強は役に立つ (朝日新書)受験勉強は役に立つ (朝日新書)
読了日:1月29日 著者:和田秀樹
一兵卒と銃一兵卒と銃感想
Wikipediaで「作家としても、成功したとはいえない。現在では作品を手に入れることさえ困難である」などと言われる人の作品。
読了日:1月25日 著者:南部修太郎
一兵卒一兵卒
読了日:1月25日 著者:田山花袋
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)ロマンス小説の七日間 (角川文庫)
読了日:1月25日 著者:三浦しをん
骨董掘り出し人生骨董掘り出し人生
読了日:1月22日 著者:中島誠之助
妙齢妙齢
読了日:1月20日 著者:泉鏡花
失楽園殺人事件失楽園殺人事件
読了日:1月18日 著者:小栗虫太郎
田舎教師田舎教師
読了日:1月18日 著者:田山花袋
死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1
読了日:1月16日 著者:平井和正
猫の事務所猫の事務所
読了日:1月11日 著者:宮沢賢治
二百十日二百十日
読了日:1月11日 著者:夏目漱石
『田舎教師』について『田舎教師』について
読了日:1月8日 著者:田山花袋
蛇と蛙蛇と蛙
読了日:1月8日 著者:夢野久作
蛙の鳴声蛙の鳴声
読了日:1月8日 著者:寺田寅彦
蛙
読了日:1月8日 著者:林芙美子
蛙
読了日:1月8日 著者:芥川竜之介
二ひきの蛙二ひきの蛙
読了日:1月8日 著者:新美南吉
学問ある蛙の話学問ある蛙の話
読了日:1月8日 著者:知里真志保
蛙のゴム靴蛙のゴム靴
読了日:1月8日 著者:宮沢賢治
ヰタ・セクスアリスヰタ・セクスアリス感想
何年かぶりの再読。面白い表現、風俗が満載。たとえばよく言われる「ウタマロ」については「或る体の部分をこんなに大きくかくということだけは、世界に類が無い。これは日本の浮世絵師の発明なのである」と書かれている。或いは落語の「宮戸川」で最初に一緒に寝る場面のことを「樺太を両分したようにして、二人は寝る」などとある。大いにウケたのは母親に文句を言うところ。「生んで貰った親に対して、こう云うのは、恩義に背くようではあるが、女が僕の容貌を見て、好だと思うということは、一寸想像しにくい」。「恩義に背く」が素敵だ。
読了日:1月3日 著者:森鴎外

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