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気になったこと日記 on はてな

突然ですがこちらに移転しました。

9月に読んだ本。怖かった『光』と、新しく出会った津村記久子。そしていつもの伊坂幸太郎。

読書

相変わらず「現代作家を読もう」(私的)キャンペーン中。

今月の読書の中で一番ショッキングだったのが『光』。

光 (集英社文庫)

光 (集英社文庫)

 

読み終えた後、体調まで悪く感じてしまった。津波の話があるからということでなく、ストーリーの展開の仕方が「気持ち」を痛めつける。

最近目にして体調が悪くなる本といえば『話の終わり』もそうだな。

話の終わり

話の終わり

 

こちらは冒頭から「気持ち」を痛めつけられる感じで、結局まだ読了していない。雰囲気はちょっとデュラスかなと思うんだけど。

楽しんだのはまたしても伊坂幸太郎だったか。

Happy Box

Happy Box

 

筆名に「Happy」(幸)を含む作家を集めた短篇集。伊坂幸太郎作品は「Weather」。天気の話が得意な男性が主人公の物語。

新しい出会いは津村記久子。これまで読んだことのない作家。登場人物を捉えてしまう日常のちょっとした出来事の描写が面白かった。この作家はもう少し読んでみようと思う。

とにかくうちに帰ります

とにかくうちに帰ります

 

 

以下、9月に読んだ本。日付の近い方から。

 

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:7165ページ
ナイス数:127ナイス

とにかくうちに帰りますとにかくうちに帰ります感想
「職場の作法」、「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」、「とにかくうちに帰ります」という短篇3作。「職場の作法」は「ブラックボックス」、「ハラスメント、ネグレクト」、「ブラックホール」、「小規模なパンデミック」のオムニバス。いずれも日常で経験する(発生する、とも言えないほどのささいな)出来事の話。「職場の作法」のあまりの「日常性」や、日常に突然訪れる「穴」のような「カルロス・モリーナ」が楽しい。表題作は「集大成」。映画の「台風クラブ」を思い出したりもした。この作者は初めて。他の作品も読む。
読了日:9月29日 著者:津村記久子
キケン (新潮文庫)キケン (新潮文庫)感想
ワインオープナーが壊れていると、ドリルで栓を開けようとして、でも瞬く間にコルクを貫通してワインがコルク屑だらけになったりするやつら。もちろん捨てたりせず、茶漉しでワインを漉しながら飲む。
読了日:9月28日 著者:有川浩
蜩ノ記蜩ノ記感想
「郁太郎、男子は食べ物のことをあれこれ言うものではない。出されたものをありがたく食せ」というお父さん(秋谷)が主人公の物語。
読了日:9月28日 著者:葉室麟
プリズンホテルプリズンホテル感想
「室のドアは鉄板、窓には防弾ガラスを使用しておりますので、安心してお休みください。尚、不審人物、代紋ちがい等をお見かけになった場合は、早まらずにフロントまでご連絡下さい」と、注意書きのあるホテルでの物語。
読了日:9月27日 著者:浅田次郎
剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)感想
「実は、な。このごろのおれは剣術より女のほうが好きになって……」というおじいさんが主人公、、、かなあ?
読了日:9月25日 著者:池波正太郎
Happy BoxHappy Box感想
名前に“幸”せの一文字を持つ作家を集めて、幸せのアンソロジーをつくろうというアイデアで編まれた短篇集。「Weather」では伊坂幸太郎が相変わらずの「伊坂リズム」を繰り広げる。
読了日:9月24日 著者:伊坂幸太郎,小路幸也,山本幸久,真梨幸子,中山智幸
三匹のおっさん三匹のおっさん感想
「アンタらってポロシャツでもTシャツでもカッターでも何でもかんでもズボンの中に突っ込むだろ。あれだけでもう年齢十歳増しだから!」と言われつつ「ちょ、ちょっと待て。Tシャツをズボンに入れなかったらスースーするじゃないか」と言い訳するオッサンたちが主人公の冒険(?)活劇。
読了日:9月22日 著者:有川浩
永遠の出口 (集英社文庫(日本))永遠の出口 (集英社文庫(日本))感想
「私たちにとって、大型デパートの連なる千葉は津田沼船橋と肩を並べる大都会だった」という千葉の女の子(たち)の成長物語。「トシちゃんファンの春子に、マッチファンの私。そして各グループに一人はいた(というか、一人しかいなかった)ヨッちゃんファンのクー子」たちが駆け抜けた時代を映し出す。
読了日:9月22日 著者:森絵都
PKPK感想
大好きな伊坂幸太郎ながら、この作品(群)はわからなかった。悲しい。
読了日:9月21日 著者:伊坂幸太郎
曙光の街 (文春文庫)曙光の街 (文春文庫)
読了日:9月21日 著者:今野敏
MISSING (角川文庫)MISSING (角川文庫)
読了日:9月18日 著者:本多孝好
正義のミカタ―I’m a loser正義のミカタ―I’m a loser感想
「すごい…この子、鼻血が出る前から、右の鼻にティッシュを詰めた」「すごいか? それ」「すごいわよ。だって左からは出てないもの。右から…出ることを前もって予測していたんでしょ?…鼻血の達人?」なんてことを言われるオトコノコが主人公のお話。
読了日:9月17日 著者:本多孝好
ALONE TOGETHER (角川文庫)ALONE TOGETHER (角川文庫)感想
「あいつ、やりまくりたいんだよ」という女の子に、「女の子は、少し言葉を慎んだほうがいい。せめて、しまくりたいとか」と注意する男性が主人公。
読了日:9月16日 著者:本多孝好
ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン感想
一食三百円という安さだけが取り柄の食堂のメニューは「本日の定食」の一種類のみ、今日はオムライスのはずだったが途中で卵が切れたということでただのケチャップライスになっていた、とそういう出版社に務める人々をめぐる物語。
読了日:9月15日 著者:有川浩
溺れる市民溺れる市民感想
「おまえ、女を見る時、脚から見るだろう」「靴屋だから、当然だ。趣味はバレー鑑賞だ」なんていう市民の物語。
読了日:9月12日 著者:島田雅彦
思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)感想
すべてのヒントが提示されていて、かつ児童文学の定形ともいえる仕掛けなのに、ネタバラシをされたときに「ああ、そうだ!」と思わされた悔しい作品。
読了日:9月12日 著者:ジョーンロビンソン
佳人の奇遇佳人の奇遇感想
カラヤンは「帝王」と呼ばれた人で、ペレが「神様」。「皇帝」はベッケンバウアーで、プラティニが「将軍」だったような時代が起点だったかもしれない物語。
読了日:9月12日 著者:島田雅彦
Re-born はじまりの一歩 (実業之日本社文庫)Re-born はじまりの一歩 (実業之日本社文庫)
読了日:9月11日 著者:伊坂幸太郎,瀬尾まいこ,豊島ミホ,中島京子,平山瑞穂,福田栄一,宮下奈都
ラブコメ今昔ラブコメ今昔感想
「まあ有川だからな」と、読者に許してもらえることを期待したい「こっぱずかしい胸キュン」であると、筆者自身がアピールする短篇集。
読了日:9月11日 著者:有川浩
I LOVE YOU (祥伝社文庫)I LOVE YOU (祥伝社文庫)感想
伊坂幸太郎の「透明ポーラーベア」をKindleで読み、他にもそんな作品に出会えるのならと改めて読んでみた。本多孝好のSidewalk Talkに惹かれた。中村航の言語感覚もやはり面白いものだった。
読了日:9月10日 著者:伊坂幸太郎,石田衣良,市川拓司,中田永一,中村航,本多孝好
光感想
怖すぎるでしょうこれ。読む前の自分に戻りたいほど。
読了日:9月8日 著者:三浦しをん
ファザーファッカー (文春文庫)ファザーファッカー (文春文庫)
読了日:9月7日 著者:内田春菊
格闘する者に○ (新潮文庫)格闘する者に○ (新潮文庫)感想
「『ホントだって。萩原健一に似た、ちょっと良い男だったけどね』。ゲーッ、と砂子が嫌そうな顔をした。『私あんなヘンな走り方する人キライ』。ハ? と思う間もなく、二木君が突っ込んだ。『スナコ、それは萩本欽一』」なんてことを話し合う若者たちをめぐる物語。
読了日:9月5日 著者:三浦しをん
クマのプーさん 世界一有名なテディ・ベアのおはなしクマのプーさん 世界一有名なテディ・ベアのおはなし感想
クマのプーさん」を、既によく知っている人のためのサブテキストといった感じ。本書を通じてプーさんのことを知ろう、という人のための本ではなさそう。
読了日:9月4日 著者:シャーリー・ハリソン
思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)感想
「きのうは、もうすんでしまったわ。おとといもよ。そんなこと、ごちゃごちゃいい合っていてきょうという日をむだにするのはやめましょうよ」という二人が出会ったのが上巻。
読了日:9月1日 著者:ジョーンロビンソン

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