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突然ですがこちらに移転しました。

こんにゃくを普通に食うのは日本くらい。

こんにゃくは、「奈良時代に中国から糖尿病の薬として伝わり、鎌倉時代には庶民も食べるようになった」のだそうだ。ただし、現代ではふつうに食べるのは日本くらいのもらしい。

(読み解き現代消費)こんにゃく ダイエット食で世界席巻!?  :日本経済新聞

今では一般的な食材として利用しているのは日本ぐらい。

2017/07/08 02:41

上にブックマークした日経新聞の記事に出ていた。

個人的にもあまり食べないけれど、しかし「日本くらい」といわれるとちょっと驚く。

しかしそんな中、イタリアの富裕層の間で、蒟蒻から作った乾燥しらたき(パスタとして食す)がはやっているんだそうだ。名前は「禅をモチーフにしたゼンパスタというネーミング」であるそうな。やはり「こんにゃく=日本」のイメージがあったのかどうか。

ところで「乾燥しらたき」という言葉をきいてふと思った。「糸こんにゃく」と「シラタキ」って違うのかな。ぼくは西の方(奄美、大分、大阪など)にいた17歳くらいまでの期間は「しらたき」という言葉を使わなかったような気がするんだけれども。

と、思っていると『日本国語大辞典』におもいきり回答が書いてあった。

いと‐ごんにゃく 【糸蒟蒻】
(「いとこんにゃく」とも)
細長く切ったこんにゃく。しらたきより太めのもの。

「いとごんにゃく」なんて表記はみたこともないけれど、ともかくいとこんにゃくは、シラタキよりも細いものをいうのだそうだ。

ただし、Googleってみると、西の方では太さにかかわらず「いとこんにゃく」という言葉を使うという話もあるみたい。