不幸かなと思ったり。
トップページの一番上に表示している青空文庫からの新着情報。久しぶりに小林多喜二(小林多喜二 on WikiPedia)が出てた。
小林多喜二の代表作は言うまでもなく蟹工船(蟹工船 on Wikipedia / 蟹工船 from 青空文庫)。小学校時代から名前は知っていたな。読んだのは中学の時。
以来、何度も読んでるからもういいだろうと思うのに、今日もまたトップに「小林多喜二」の名前を見たら青空文庫から引っ張り出して読んでしまう自分。
こういうことをしていると、インターネットの便利が幸せなのか不幸なのかわかんなくなる^^。そして「気になったこと日記」と言いつつ、自分のページで日々「気になったこと」を発見し続けてる自分もなんか変態。
あ。そうそう。小林多喜二はこの本で「不敬罪」に問われたんだよね。どうせ他の「危険思想」とごたごたにしての逮捕だったから「何が不敬罪だったか」ってのは考えてなかった。どうも、献上品の缶詰に「石ころでも入れておけ!」と書いてある部分で不敬罪とされたようですね。
尚、小林多喜二と権力と、それら関係の中での善悪ってのを述べるつもりはありません。ただへんちょこりんなコンミューンニストたちよりも、小林多喜二は読むに耐える作品を残していますよね。隔たった時代を生きているので簡単に言えることは少ないけれど、それだけは1行で言えます。