今日は大江健三郎の誕生日だそうで。
思うんだけど、レインツリーの頃以降の大江健三郎を好きな人っているのかな。
『死者の奢り・飼育』、『芽むしり仔撃ち
』、『性的人間
』、『万延元年のフットボール
』、『ピンチランナー調書
』、等。「怖いくらい」の名作だったと思っています。
高校時代。とある女性に「大江健三郎はいいね」という話をすると(それはそれで高校生の若さを感じて恥ずかしいけどね(笑))、「『広島ノート』を読んで別にそんなもんかと思った」と言われたことがあります。「阿呆か、君は。そんなもん読んで作家を評価すんなよ」とか。
げ。若いな、当時の俺^^。
取り敢ず『治療塔』の時代までは、エッセイを含めて全部読んでいる作家だと思う。「オールタイムベストはなんだ」と言われると…
む~。何を挙げましょうか? 手に入りにくい『セブンティーン』なんかを挙げておきますか^^?