キーボードに茶をこぼした。
キーボードに茶をこぼした。
もちろん初めてのことじゃない。でも、キーボードに茶をこぼしたせいでキーボードが動かなくなってしまったことはないな。一度、一瞬動かなくなったことがあったけれど、逆さまにしておいておくと数時間後には動くようになった。
ところでキーボードカバー。
まだ、秋葉原がパソコン少年の街だった頃の話。ある英国人コンビが Macintosh を買いにとある店にやってきた(そう言えば英国で Macintosh を打っている店を見たことがない。まあ私が田舎にしか行かないせいかもしれない)。
「これでだいたい揃ったのかな」と購入者。「いや、もうひとつ大事なものを忘れているよ」と連れのアドバイザー。「これさ」と指し示したのはキーボードカバー。
「キーボードを打ちながら紅茶を飲んでいると、いつか必ずキーボードに紅茶がこぼれるんだ」と、そのアドバイザー。「おお、さすが英国人やんけ」と盗み聞く私。
「いや、俺、キーボードを打ってるときに紅茶飲まないからいいよ」と購入者。
突然。アドバイザーが切れた。「何ゆってんだよっ。キーボード打つ時に紅茶飲まなくてどうすんだよ!」。
切れる訳がわからない。多分二人の間で通じるギャグか何かなのかと思っていた。でも「いーや、俺は絶対キーボードを打つ時に紅茶は飲まないねっ!」「それは絶対におかしいだろっ」と、真面目に議論白熱。
なんでそんな白熱する必要があったのか、今考えてもわかんない。もしかすると二人で周囲にいる人間を笑わせようと仕組んだことなのかも。そう言えば大阪に住んでいた頃はそんなことをしたこともありました。