日経レビュー本 080213
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『戦後日本は戦争をしてきた (角川oneテーマ21 A 75)』は著者が好きではない。
『サッカーについて僕たちが本音で語った本』は類書数多あれど、面白かったためしがない。
『横綱の品格 (ベースボール・マガジン社新書 6)』は、出版社ないし編集者のせいだけど、今「品格」なんてのをタイトルに入れる、品格のない自分にはなりたくない。ベースボール・マガジン社って、そんなにお馬鹿なことしない印象があったんだけど。
『伯林星列』は読みたい。二・二六事件に関わるタイムスリップもので、このモチーフは数え切れないくらいに扱われてると思う。で、結構どれも面白いんだよな。そんな中に出すのだから、きっと水準には達しているんだろう。
ところで評の中に「『0嬢の物語』もかくやと思われるほど激しい性世界」という記述がある。小谷真理さんだから、もちろん『O嬢の物語』は読んでいるんだろうなあ。でも「『O嬢の物語』をあげるなら…」と思いつつ理解した。有名度と内容なら「かくや」というときに比較するのは『O嬢の物語』で正解なんだろう。
以下略。
おすすめ度の平均:
見事な訳文です。美しい・・・
自問自答しながら。