高校受験に受かって泣く子を見た。 - 気になったこと日記 on はてな

機会を得て、とある塾に合格報告にやってくる子たちを見た。昨日、東京都立の合格発表日。

「俺は嫌な奴だったんだろうな」と思ったのは、合格を報告に来て泣く子を見たとき。自分を振り返れば、高校受験には思いいれもとくにない。大阪在住で適当な私立もなく、「お勉強」が大好きだった身で、「同和」を意識する教師とソリが合わず、入塾も断られるほど「低レベル」と評判の中学校では教師に「反抗」ばかりで内心点が「ない」。

東京の私立校を受けようと教師に書類を頼めば「俺は書かん」と言われ、府立高については締め切り直前までランクを二つ下げろと言われ続けた。

そんなこんなで終わった府立受験。終わってみれば 360 点満点のテストで、他の人を 100 点ほど上回る得点で合格。「ふざけんなぼけ」と、教師に対する苛立ちこそあれ、涙など出てこようはずもなかった。学校で教師に「受かったんだってな」と言われても「なんか文句あんのかよ」と（笑）。

その当時の自分の振る舞いが「若かった」とか「大人気なかった」とかは思わない。生徒に持ってこられた問題に正解が出せず、内申で押さえつけようとした彼らに対して「正しく応接していた」と思ってる。

ただ、昨日の子たちのピュアネスにはちょっと感動しちゃったな＾＾。自分が老いたせいもあるんだろう。「ああ、この年齢ではこれくらいピュアでも良かったのか」と。

「自分の子供時代も含めて、子供は大嫌いだ」と常日頃公言してる。だけど、なんか最近、そういう「かわいい」子供たちを見る機会も多いんだよなあ…。