休日はブックレビューの日。
本日の日経ブックレビュー。いくつか興味を引く記事がある。
まず『「国語」入試の近現代史 (講談社選書メチエ (405))』は、他のブログにも書いた。さほど面白い本ではない。ただ、現役の大学教授が
何度もあちこちで繰り返すように、「一つの正解」がない問題を出すのは出題者の怠慢。「文学少女」な教師にはそういうのがたくさんいて、そういう連中が「国語教育」を崩壊させたという歴史はある。しかし「国語教育」自体はそういう連中と戦い続け、そして「国語教育」というものを成立させてきた。そういう歴史を無視して「いま」を語るレビュー子がいることには呆然とする。
下の画像にある上の方。『大気の海―なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか』はちょっと読んでみたい。まあこのジャンルは数多くの本が出版されていて、本書がその中でどのレベルなのかは気になる。
大気の海―なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか
posted with amazlet on 08.03.02
おすすめ度の平均:
余計な脱線が面白くない