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ペットボトルの「再使用」なんかに耐えられる?

イメージ的には、いかにも環境負荷が高そうなペットボトル。「環境問題」が注目を集める中でこれだけ流通しているんだから、私のイメージほどには問題じゃないのかもしれないなと、自分勝手な期待を持ちつつ利用してる。

日経3月7日の記事は、そのペットボトルの再「使用」に関する記事。

ペットボトルの再使用

軽く Google ってみただけでは、ペットボトルの環境負荷自体についてはよくわかんなかったけど、「リサイクル」って観点から見ると、ペットボトルにはやはり結構な無理があるみたい。まあ「リサイクル」自体に内在する問題でもあるわけだけど。

それにしても再「使用」ってのは、気持ち悪い感じがするよなあ。最近は温かい飲み物もペットボトルで売っていたりするけれど、それもかなり気持ち悪いイメージがある。

実現のハードルは高い。ペットボトルに使われるペット樹脂は糖分などの有機物質を吸着しやすく、ガラス瓶のようにアルカリ洗浄しても、付着したにおいや物質が落ちにくい。
と、こんな性質はリサイクルならず、リユースの面でも高コスト・高リスクになりそうだよなあ…。目に見える傷の問題もある。

消費者が受け入れるかという課題もある。七日の会合で馬奈木俊介委員(横浜国立大准教授)は「いくら環境負荷が減っても、事業者の負担が大きく、消費者が買わなければ社会的に意味がない」と強調した。
ああ、そうそう。社会的に意味がなかった「古紙配合」なんてのもあったよなあ、と。