気になったこと日記 on はてな

突然ですがこちらに移転しました。

「ちゅうちょ」なかった。

hesitation.jpgいまさらではあるけれど、「まぜ書き」。嫌いなんだよなあ。

「嫌いなんだよなあ」と言っても「なんだよ、このやろう」と怒る感じではない。「まあしょうがねえんだろうなあ。でも阿呆くさいなあ」と思う。

たとえばこの記事ね。土曜日の日経なんだけど。

ちゅうちょ」なかったと書かれると、異化されてしまうんだよな。まともに「躊躇なかった」と読むことが難しくなる。

たとえば容疑者が、日本語をカタコトしか話せないように装っているのかな、とか。あるいは「ちゅうちょ」という仮名自体にあまりに柔らかい印象があるものだから、あるいは「幼児語を喋って精神障害者を装っているのかな」とか。

こういう表記法はコンセンサスがあれば改まると思うんだけど、この「ちゅうちょ」にすごい「いわかん」を感じたりはしませんか。


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