いまさらではあるけれど、「まぜ書き」。嫌いなんだよなあ。
「嫌いなんだよなあ」と言っても「なんだよ、このやろう」と怒る感じではない。「まあしょうがねえんだろうなあ。でも阿呆くさいなあ」と思う。
たとえばこの記事ね。土曜日の日経なんだけど。
「ちゅうちょ」なかったと書かれると、異化されてしまうんだよな。まともに「躊躇なかった」と読むことが難しくなる。
たとえば容疑者が、日本語をカタコトしか話せないように装っているのかな、とか。あるいは「ちゅうちょ」という仮名自体にあまりに柔らかい印象があるものだから、あるいは「幼児語を喋って精神障害者を装っているのかな」とか。
こういう表記法はコンセンサスがあれば改まると思うんだけど、この「ちゅうちょ」にすごい「いわかん」を感じたりはしませんか。
旧かなづかひで書く日本語 (幻冬舎新書 は 1-1)
posted with amazlet at 08.04.06
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