先日、TechCrunch Japanで「Flicker.comドメイン、ついにYahooのものに。そして今明かされる「E」なしドメイン名の歴史」という記事を訳した。
上の写真はぼくのflickrアカウント。ここにも表示されているように、flickrってのは「flicker」じゃなくて「flickr」。
これまでは「flicker」と誤入力してしまうと、ドメイン名売却用のあやしいサイトに飛ばされていたけど、ついにそのflicker.comも正式にYahoo!のもの(flickrはYahoo!が買収して運営している)となりましたよ、という記事。
本稿執筆時点ではまだあやしげなサイトに飛ばされるけど、そのうちにflickrにリダイレクトされるなり、もうちょっとあやしくないページにジャンプすることになるんだと思う。
で、TechCrunchでの記事の目玉はドメイン売買のことじゃない。なぜ「e」を抜いたドメイン名にしたのかという共同創立者の言葉。
Flickerという名前は非常に気に入っていたので、Eを消してでも使おうとしたのです。ただなかなか受け入れてもらえず、かなり苦労することにはなりました。そうこうするうちにEを書かないスタイルが流行りみたいになったわけです。
へ~。普通の単語だと検索にもひっかかりにくいのでわざと「e」を抜いたんだと思ってた。最初の頃は「e」だけを抜くんだったか、あるいは母音字をすべて抜くんだったか悩んだよなあ。影響を受けたらしいTwitterが、最初は母音字を全て抜くTwttrなんていう変な名前だったし。
尚、TechCrunchの記事はここまでなんだけど、『ビジネス・ツイッター』には、TWTTRの名前についても書いてあった。
そこでドーシーは「TWTTR」と名付けた。当時、絶大な人気を博していたのが写真共有サイトの「フリッカー」(Flickr)だった。その影響でサイト名の母音を省略するのが流行っていた。(中略)もっとも、ドーシーはSMSで普通に使われていた省略法に従っただけというのが事実らしい。
なるほど。flickrが「e」抜きになったのは「おしゃれ」のためじゃなく、そしてTwitterがTWTTRだったのはflickrを真似したわけじゃない、と。
この情報を知っていればモテるね。まちがいない。