『落語大看板列伝』。ちょっと前に買った本なんだけど、しばらく放置してた。だけど最初の章にある桂枝雀の話が最高に面白かった。
裸は失礼なのでネクタイを via 落語大看板列伝 posted by (C)torisan
- 弟子が語る桂枝雀(桂南光、桂雀三郎)
- 枝雀一門座談会(桂雀松、桂雀々、桂九雀、桂文我、桂む雀、桂紅雀)
- 枝雀からの枝分かれ(高田文夫)
- お稽古のお稽古(小佐田定雄)
- 役者としての枝雀
- 枝雀がおってくれたらなあと始終思いますわ(桂米朝)
- 経歴
- DVD CD紹介
- 色紙 萬事機嫌よく 画・桂枝雀
枝雀の話題満載なんだけど、とくに弟子たち、それから師匠の話が最高に面白かった。電車の中で読みながら本気で声をあげて笑ったり、そしてちょっと涙腺に刺激をうけたりした。
枝雀の弟子と言えば、枝雀のDVDにも弟子による作品ないし師匠解説が入ってる。これもいつも見ていて涙腺を刺激されたりする。
桂 枝雀 落語大全 第一集 [DVD]
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他に取り上げられている噺家は桂文治、春風亭柳昇、金原亭馬生、柳家小さん。こちらが無知のせいで桂文治、春風亭柳昇の話はよくわからなかった。ただ金原亭馬生の部分にちりばめられた写真が良かったなあ。
池波志乃と馬生 via 落語大看板列伝 posted by (C)torisan
柳家小さんの話は柳家花緑が全くわからないせいもあって、あまり気持ちは入らなかった。
弟子が語る師匠と言えば、文春文庫の『よってたかって古今亭志ん朝』も面白かった。志ん輔の『師匠は針、弟子は糸』も同じような師匠話を期待していたんだけど、こちらはそういう内容ではなかった。