以前、一度行こうと思ったことがある。でもそのときは「広小路亭」と「日本橋亭」を間違えた。無駄に2時間並んですごすごと帰ってきたのだった(笑)。でもそのとき受け付けにいた噺家。ぼくの勘違いに優しく接してくれて嬉しかったなあ(^^)。
で、今回は間違いなく上野広小路亭。
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送信者 落語 |
立川流をほとんど見たことがないので「目当て」ってのはない。ただ知名度や人の話から志らべ、志ら乃、談四楼、談笑が楽しみ。
で。。。すごく残念だったのは志らべが代演を立てて出て来なかったこと(代演は幸之進)。そして談四楼がトリ前を意識して漫談のみで降りてしまったこと。
- 立川寸志 「寿限無」
- 立川吉笑 「道灌」
- 立川談吉 「釜泥」
- 立川幸之進 「金の大黒」
- 立川志ら乃 「唖の釣り」
- 立川雲水 「胴斬り」
- 桂文字助 「雷電初土俵」
- 立川平林 「勘定板」
- 立川談修 「お花半七」
- 立川談四楼 漫談
- 立川談笑 「片棒・改」
一番気に入ったのは立川志ら乃。ここまでと話術がころっと変わって一気に盛り上がりの予感もして、話自体もすごく楽しめた。あとは談修かな。どうも若さが気になってしょうがなかったんだけど、話はうまく感じた。
トリの「片棒・改」はまだよくわかんない。今のところは古典落語の中に現代的クスグリが入ってくることすらちょっと嫌い(もちろん全部が嫌いなわけじゃない)。古典の改作も基本的には好きになれそうにないんだよな(鈴々舎馬るこの「新・一目上がり」には大笑いしちゃったけど)。
談四楼は噺を聞きたい。平林は登場時の談志コスプレがなかったらもう少し噺が楽しめたかも。ちょっとコスプレに盛り上がり過ぎる人が近くにいて、むしろ気持ちがさめてしまった。
てなわけで。また次回を楽しみに参ります。