夜の部を、落語を初めてみる人たちと一緒に見ることになった。予定を立てたときと比べるといろいろと面子が変わってるみたい。なんだか昼が予定していたよりも面白くなりそうなので、昼席から出かけることにした。
ちなみになぜか(わからない)この日、二之席で小三治が出た時と同じくらいの混み方。文左衛門も「今日はなんでこんなに混んでいるの」と客席に問いかけていたな。喬太郎なんかが出る予定になっていたから、そこが目当てだったりしたんだろうか。あるいは馬石の初トリということで(代演でトリをとったことはある。見てた)人が集まってるんだろうか?
- 柳家いっぽん 「十徳」
- 古今亭志ん公 「たらちね」
- 蜃気楼龍玉 「鹿政談」
- 古今亭菊志ん 「金明竹」
- 桃月庵白酒 「初天神」
- 古今亭志ん弥 「替り目」
- 三遊亭歌武蔵 「時そば」
- 橘家文左衛門 「千早振る」
- 古今亭志ん橋 「出来心」
- 隅田川馬石 「笠碁」
しばらく前に友人と「菊志ん目当て」ということで出かけて以来、確かに面白いと半ば追いかけている感じ。「金明竹」も大好きな噺で、非常に楽しめた。
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送信者 落語 |
この人も期待を持って出かければ、その期待を裏切らない人という感じ。3月中席は鈴本でトリだそうで、大いに楽しみ。
ところで前座の柳家いっぽん。昨年11月にも同じネタ(十徳)で聞いている。そのときのメモにはなんだかんだと文句が書いてあるんだけど(笑)、今日は面白かったな。前回の調子が悪かったか、それとも成長のあらわれか。
馬石の「笠碁」は個人的にちょっと残念。囲碁を勉強されてるとのことだけれど、それだからこそなのか出した囲碁用語の使い方が間違ってたりする。あと味を出そうとした「間」のとり方が、効果を発揮しているようには思えなかった。
ちなみに前回代演でトリをとったときも「笠碁」だった。好きなネタで思い入れがすごくあるのかなとは感じた。