2冊目のポール・オースター。1冊目は『ミスター・ヴァーティゴ』。3冊目として、今、読んでいるのは『リヴァイアサン』。そう、2冊目、3冊目は完全に「名前に惹かれて」購入したもの。
ちなみに昔のMacintoshユーザにとってTimbuktuは懐かしい名前。80年代後半にリリースされたMacintosh用のプロダクトだった。英語だけどWikipediaのエントリもある。
根は優しい人なのに、根がどこにあるかしょっちゅう忘れちゃうのよ。 via 『ティンブクトゥ』P・オースター
— maeda hiroakiさん (@torisan3500) 7月 27, 2012
本書の主人公は犬。苦労を重ねた犬と人間の物語。人間よりの美談に傾いているんじゃないかとも思うけど、それがオースターの「ヒューマン」なところじゃないかなと感じたりしている(まだ2作しか読んでいないけれど)。
いろんな「愛」に「皮肉」のない、ある意味で幸せな小説。そうは言ってもさほど昔のものでもないんだけれど。
作者ポール・オースターのWikipediaエントリもある。こちらは日本語。