うちにいる国語辞典を整理しておこう
ちょっと国語辞典が増えてきたので整理しておこう。つい最近まで「国語辞典は買わない」という緩やかなルールがあった。だけど『舟を編む』、『辞書を編む』、そして『国語辞典の遊び方』なんかを続けて読んで、買わないとするルールなどなかったことにされてしまったからだ。
古い順位並べておこう。ちなみに書棚に埋もれて見つからないのは無視しておく。
最初からあったのは
- 岩波国語辞典 第三版
- 広辞苑 第六版
だ。手元においていたのは本当にこれだけ。「買わない」というルールが一応機能していたんだ。
しかし、先の3冊を読んでいろいろと買ってきてしまった。
- 岩波 国語辞典 第7版 新版
- 新明解国語辞典 第七版
- 大辞泉 第二版 DVD付
- 三省堂国語辞典 第六班(Android版)
- 大辞林 第二版
- 精選版日本国語大辞典(SII電子辞書版)
- 明鏡国語辞典(同前)
- 新潮現代国語辞典
- 新訂大言海
- 尚学図書国語大辞典
- 現代国語例解辞典 第四版
- ベネッセ表現・読解国語辞典
- 基礎日本語辞典
版でわかるように、古本もある。今のところはこんなところで満足かな。例えば『新明解』の別版なんかも参照したい気がするけれど、ただ辞書の世界ってのははまりこむと際限がない。こんなところでとめておくのが無難かなと思ったり。
国語辞典じゃないけれど、購入したSIIの電子辞書(セイコーインスツル 電子辞書 DAYFILER デイファイラー DF-X10000 日本語・英語プロフェッショナル向け 無線LAN搭載モデル)ってのには平凡社の『世界大百科事典』も収録されていて、これも国語辞典風に楽しめる。
ほとんどは最近手に入れたばかりなのでまだあまり目を通していない。そんな中、辞書として一番気に入っているのは『大辞林』(第二版)。『広辞苑』があれば良いかと勝手に思ってこれまで読まなかったんだけれども、もっと早く手に入れておけばよかった。
もちろん本当なら第三版を買うのが良いんだと思う。
読み物として一番面白そうなのは『基礎日本語辞典』。これは日本語の教科書であって「辞書」だと思うのは間違いかもしれない。
あと、意外な面白さとしては『大言海』。「こうふく」を引いてみようと思ったらない。「かうふく」と、旧仮名遣いでチェックしないといけなかったわけだ。
取りあえず「とにかくゲットする」段階はいったん終了。手持ちの辞書を十分味わってみようと思う(あ、三省堂国語辞典は七版が年内に出るらしいので、それは買う)。