NHKの10min.ボックスでやっていた「トロッコ」の話。
『トロッコ』はもちろん芥川龍之介。NHKの10min.ボックス(10分間の科目毎教育番組)で扱っていた。
「トロッコ」というのがどういう乗り物なのかすぐわかるのはいいね。
小説では最後に「現在」の話(主人公が大人になってからの話)がある。その部分はいらないのになあとずっと思ってた。でも、書く所が芥川なんだろう。
短い話なのですぐに読める。
大分県杵築市の山の中に住んでいた頃。自転車で出かけて帰りが思いの外遅くなり、そして灯りがほとんどない山道に怯えたことなど思い出す。