なんかちょっと変じゃないか。
マツノギョウレツケムシはマツノギョウレツケムシガの幼虫。名前的鶏と卵?
ケムシ - Wikipedia http://t.co/JFDIH3LD7B
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 10月 5
なんの話かといえば「マツノギョウレツケムシ」。これはもちろん「幼虫」だ。それはいい。でも何の幼虫なんだと言えば「マツノギョウレツケムシガ」の幼虫。
幼虫の名前に、成虫の種(?)名をつけて成虫の呼び名にしてしまうのはなんだか違和感。
"Thaumetopea.pityocampa.01". Licensed under Public domain via Wikimedia Commons.
松の木で育ち、数十匹で松の木の葉を食い尽くしてしまうんだそうだ。ヨーロッパで問題視されているらしいんだという番組をテレビでやっていた。
ところでそういえば「ケムシ」という名前もちょっと「微妙」なんだったな。Wikipediaの「ケムシ」から引く。
ケムシ(毛虫)は、チョウやガの幼虫のうち、毛や棘が生えているもの。特にガ類の幼虫で毛が多いものを指す場合が多い。ただし、少々毛の生えたイモムシと、明確な区別はない。
「チョウ」と「ガ」も微妙な話だし。そう考えていくと「マツノギョウレツケムシガ」なんかは、いろいろな矛盾(?)がたまりにたまった生き物なのかもしれないな。
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