久しぶりに犯罪白書を読んだ。84年から90年くらいは、そういうお勉強をしていたので毎年読んでいた。
犯罪白書〈平成25年版〉女子の犯罪・非行‐グローバル化と刑事政策
- 作者: 法務省法務総合研究所,法務総合研究所=
- 出版社/メーカー: 日経印刷
- 発売日: 2013/12
- メディア: 単行本
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なぜか26年版は画像がないので上にはったのは25年版。ぼくが読んだのは26年版。
毎年読んでいた頃、月の食費が3000円くらい。年に一度とはいえ、購入するのを辛く感じたりしたなあ。今は無料で、かつオンラインで読めるんだそうだ(こちら)。
読みながらメモしたのは以下の通り。
- 『犯罪白書』にみる「銃器」の定義 > 拳銃,小銃,機関銃,砲,猟銃その他金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃 平成26年版 犯罪白書 第4編/第3章/第2節/2 buff.ly/1BSo2Oq posted at 23:45:57
- 校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員は,事件数では昭和58年を,検挙・補導人員では56年を,それぞれピークとして,その後減少に転じ…たが,最近10年間は増加傾向 via 平成26年版 犯罪白書 第3編/第1章/第4節/2 buff.ly/1xTML65 posted at 19:50:25
- 恩赦は,裁判によらないで,刑罰権を消滅させ,又は裁判の内容・効力を変更若しくは消滅させる制度であ…る。 平成25年に恩赦となった者は,刑の執行の免除が5人,復権が29人であった。 平成26年版 犯罪白書 第2編/第5章/第4節 buff.ly/1BLA2Dz posted at 19:31:03
- 平成25年、刑事施設内の自殺は20件、収容者の殺害事件は7件 via 平成26年版 犯罪白書 第2編/第4章/第3節/4 buff.ly/1DIdDq5 posted at 14:30:22
- 平成26年度の(刑事施設に収容した)成人の受刑者一人当たりの一日の食費(予算額)は542.7円(主食費117.83円,副食費424.87円)である via 平成26年版 犯罪白書 第2編/第4章/第3節/2 buff.ly/1xZRW6h posted at 14:22:15
- 平成25年の入所受刑者について,刑の種類を見ると,懲役2万2,631人(99.5%),禁錮112人(0.5%),拘留4人である via 平成26年版 犯罪白書 第2編/第4章/第1節/4 buff.ly/14CYiuX posted at 14:06:23
- 日仏独英米の殺人事件認知件数や検挙率など。 平成26年版 犯罪白書 第1編/第4章/第2節 buff.ly/14CIfgz posted at 12:37:56
- 酒気帯び・酒酔い(運転)は,(平成)6年の取締件数と比較すると,10分の1以下になっている via 26年版犯罪白書 posted at 10:17:08
- 犯罪白書、難しい^^ > 更に反復して当該行為をするおそれがあると認めるときは,警告を求める旨の申出をした者の申出により,又は職権で,当該行為をした者に対し,更に反復して当該行為をしてはならないことや更に反復して当該行為が行われることを防止するために必要な事項を命ずることができる posted at 10:09:47
- 殺人の認知件数は,平成16年から減少傾向にあり,24年は1,030件(前年比21件(2.0%)減)であった。検挙率は,安定して高い水準(24年は93.5%)にある。 via 平成25年版 犯罪白書 posted at 02:49:42
飲酒運転は「厳罰化」の成功事例ということなのか。さらに、ぼくらの時代は校内暴力ってのが流行っていた時代だったのだなあと懐かしく思い出したり。
白書とか資料統計集ってのは面白い。小学生の頃「理科年表が面白いんだよ」と言ってるやつがいたが、当時はこうした統計資料集の面白さがわからなかったな。
ちなみに、知識がなくても楽しめる一番の資料集といえば『日本国政図会』なんじゃないかと思ってる。ちょっと高いのが難点なんだよなあ。