『速読英単語』はいいっすね!
久しく受験英語なんかから離れているので「いまさら」なんだけど…。Z会の『速読英単語』はいいっすね!
速読英単語1必修編[改訂第6版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)
- 作者: 風早寛
- 出版社/メーカー: z会
- 発売日: 2013/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぼくの高校時代には、やはりZ会(増進会って名前だったかな?)から出ていた『月下独迹』という英文対訳エッセイ集があて、ぼくはこれを読むことをもって、英語勉強にしてた。
(高校時代の最終版期。それまではもちろん『英文法頻出問題演習』や『基本英文700選』なんかも使ってた。なにより、駿台の高3クラスに2年間通ってた。Z会の通信講座も受講していた)。
『月下独迹』は、基本的に英文があって訳があるのみ(だったように記憶してるんだけど…)。「重要単語」のハイライト表示なんかもなかったんだと思う。でも内容が面白くて何度も読み返したし、それが確かに自分の英語力を伸ばすのに役だっているのを実感したものだった。
『月下独迹』はもうないんだけど、その『月下独迹』を「親切丁寧」にしたのが『速読英単語』かなと思う。丁寧に使い方が記されているし(『月下独迹』は「読めば役に立つんだから勝手によめ」ってなスタンスだったと思う。誤解かもしれないけど^^)、重要単語はハイライト表示だし、おまけに文章中で使った重要単語のリストなんかも本文のあとにまとめられている。
内容の面白さをそのままに、「英語は得意なんです」なんて言ってない人にも使えるようにした教材かな。
いまごろこの本の存在をしったぼくは、ちょっとずつ読み進めているところ。さすがに今のところは「単語の勉強に役立った!」というのは見当たらない。でも英文が面白くて、また、「こういう単語が重要単語とされているんだな」なんてことを意識するのにとても便利。
たぶん。駿台やZ会の英語は「英語で勉強すること」のごく基礎を教えてくれたような気がする。今の自分と比べても「全くなってない」レベルの、高校時代のぼくではあるけれど、でも「英語を勉強してきてよかったなあ」なんてことを感じさせてくれた。
『速読英単語』でも、そういう感想を持つ人が多いんじゃないかと思う。そして「英語を勉強」する目的の人にもとても役立つ本になっている感じ。
ぼくは手にしていないんだけど「上級編」ってのもあるそうだ。