『ウィズダム英和辞典』を眺めていた。そこで「Congratulations」の項に出会った。ちょっとおもしろいことが書いてあったよ。
Congratulations!は本来努力して成し遂げた事柄に対して用い, 誕生日・クリスマス・正月などのあいさつには用いない. その場合はHappy Birthday [Christmas, New Year]!という. また結婚した新郎に対してはCongratulations!を使うことができるが, 新婦に対しては, I wish you every happiness.などと言う方が無難. しかし最近は性別による区別は付けない傾向がある.
新婦の地位は、「努力して獲得」するものではないということなのだろう。相手(新郎)の努力に応えてなすのが結婚ということか。
手元にある英和辞典(ぼくは英和辞典をあまり持っていない…)では、「新婦にCongratulationsというな!」という記述は見つけられなかったな。
しかしまあ。「婚活」という言葉や行動が市民権を得ているわけで、そういう状況であれば、女性に対しても「結婚成功おめでとう!」と言ってもいいのかもしれない。
日本語で考えるとどうだろう。「おめでとう」はまあ普通にOKな気がする。「やったね!」とか、そういうふうに言っちゃいけないってことなのかもしれないな。