ステキな話だなあ。希ガスは「noble」なのだそうだ。「noble」の意味はOKだろうか。
『ランダムハウス英和大辞典』から引いておこう。
1 地位[身分,階級]の高い,高貴の
a noble personage
高貴の人.
2 高貴な人の[に関する]
come into a noble service
高貴な人に仕えるようになる
At your noble pleasure.
*1 御意のままに.
a noble line
貴族の家柄.
4 〈精神・性質・考え・行為などが〉高潔な,高尚な,気高い
ま、要するに「希ガス」ってのは「高貴」で「高尚な」存在なのだ。
で、「希ガス」はなぜに「高貴」なのか。その理由がステキだ。
貴ガスは、英語では別の元素と反応しない「高貴な元素」とよばれていますので、それまでよく使われていた希ガスから貴ガスとすることを日本化学会が提案しています。
— maeda hiroaki (@torisan3500) August 31, 2019
via 『中学生にもわかる化学史』(左巻健男)
https://t.co/5vzxm4RWc3
そう。「別の元素と反応しない」から「高貴」なんだ。「ぼっち」だから「高尚」なのだ。
いいなあ。「きみ、友達いないでしょ」ってのは「あなたって高潔な人なんですね」というほめ言葉なんだな。
これからの人生を幸せに過ごせそうだ(^^)。
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*1:高貴な人に向かって