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ゼレンスキー大統領の「パール・ハーバー」発言

世の中での「絶対悪」ってのは「ナチス」くらいなのだと思っていた。正確にいうと、「世界中」が「絶対悪」と認めているのは、「ナチス」くらいなのだと思っていた。

しかしそうではないようだ。

最近では、どうやらロシアによるウクライナ侵攻が、「早速」(あえて「早速」と言ってみる)「絶対悪」と認定されているらしい。

ロシア「関係」に制裁を課すのはなんでも許されるように見える(スポーツと政治は関係ないなどと、今後は一切言えなくなったね)。身の回りを「ウクライナカラー」にするのも、「常に正解」らしいし。

自国の隣に「敵国」の「軍事同盟」が進出してくることについての議論も「基本的にないこと」にされているみたい。

「ロシア頑張れ−」とかではないんだけど。長い歴史の中で「ナチス」しか知らなかった「絶対悪」が、あっという間にすごい勢いで認められている現状がちょっと怖いよ。

ちなみにタイトル。ゼレンスキー氏は米国議会で演説をした。その際、日本の報道がなんだか「曖昧」に感じたので、ゼレンスキー演説の英訳を探してみた。

嗚呼。「リメンバー・パールハーバー」と言っていたのだな。そりゃ、日本のメディアの腰も引ける。

それはともかくとして。ゼレンスキー氏および米国議会においては、おそらく「ナチス」と並んで「パール・ハーバー」や、今回の「ウクライナ侵攻」が「絶対悪」と認識されているわけだ。

「絶対悪」の評価には慎重であるべきという教育を、ぼくは受けてきた。つまり「絶対悪」を認めるには勇気がいる。ぼくの認識していた「絶対悪」の件数が、いきなり何倍にも増える事態になっているらしい。

ちょっと、「生き方」を考え直さなくちゃいけないみたいだ。


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