英語の難しいところ?
海外の、いろんな英語教育系アカウントをフォローしているけれど、不思議に感じることが多い。
たとえば下はBBC Learning Englishというアカウントのツイート。
「日本人の英語」を(きちんと)学んだぼくは、こんなところを悩ませる英語教育など大失敗と考えてしまう。 https://t.co/dBEkdy8p3m
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月3日
「their」と「there」と「they're」を区別できますか、って話。
「発音がみんな同じだから難しいですよね」なんて言ってるんだけど、そんなもの、英語の「文法」を学んだことのある人には初歩以前の話。何も難しいことはない。
このBBC Learning Englishに限らず、海外の英語教育系サイトは「どうせみんな文法なんて知らないよね」を前提としていることが多いみたい。
英文法中心の「日本人の英語」をやったぼくにとって、「なるほど難しいね」と同意できる問いかけがなされることはほとんどない。それほどまでに、文法無視で英語を学び、下らないことに悩む人が多いのかなあ…
今回の問いかけみたいな下らないことで悩まずに済むわけだから、「文法」を一所懸命に勉強してきたことは大成功だ。
「間違ってもいい」が通じるシーンはほんの少し。「きちんとした言葉」を学ぶことはやっぱり大事だと思う。
いや、BBC Learning Englishは好きなんだけどね。「これまでの日本語教育はぜんぜんダメ」とか言ってる人が大嫌いなんで、こんな記事を書いてしまう(^^)。