「スト破り」という言葉はいま、どのくらいの人に通じる言葉なんだろうな。ほんの数十年前まで、「スト破り」はすなわち「殺人」に繋がったり、「映画」になったりするものだった。
ちなみに「rat」には「スト破り」の意味がある。
[https://twitter.com/torisan3500/status/1521707975353995264:embed#「ネズミ」以外の意味の「ラット」 via ランダムハウス英和大辞典(抄)> 2 *1 ならず者,人間のくず,卑劣漢;ふしだらな女(今は普通でない)3 *2(1)変節者,脱党[脱会]者,裏切り者.(2((主… https://t.co/GYNqd83kKz]
ratには動詞もある。
自動詞としての「rat」 via ランダムハウス英和大辞典(抄)
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月4日
"━━ v.i. (rat・ted,rat・ting)
1 ((俗))
(1)(困難なときに)変節する,脱党[脱会]する,組合を抜ける.
(2)(約束・協定などを)破る,(人を)裏切る,密告する,スパイする.
(3)規定賃金以下で働く;スト破りをする.…"
「変節」とか「脱党」とかも、いまや限りなく死語に近いんだろうな。これももちろん「殺人」や「映画」につながる単語だ。
大阪の小中学校に通っていた頃、ときどき教師が「ストライキ」をしていた。今はもうそんな風景も見ないのかもしれない。