気になったこと日記 on はてな

突然ですがこちらに移転しました。

Amazon Audibleの読み手に照れる(笑)

実は今、Audibleを「3ヶ月間半額」で利用している。Kindle Unlimitedでもそうだったけど、退会者に「おかえりなさいキャンペーン」をやることが多いようだ(これは英字新聞なんかでもしょっちゅうやってる。おかげでぼくはすぐ再開してしまう^^)。

ぼくは1度無料体験をして、体験中に退会手続きした(サポートとのメールのやり取り)。「退会手続き完了」のメールが来たけれど、実は退会処理されておらず、結局1ヶ月有料で利用することとなった。

で、もちろん有料1ヶ月で退会。すると上記の「おかえりなさいキャンペーン」(正式名称は知らない)の通知が来たので復帰したというわけ。

Audible、わりと良いサービスだと思うんだよ。無料で読めるコンテンツがさほど多くない(すくなくともぼくのニーズにあっていない)感じはするけれど、楽しめる作品もある。

ただね。ぼくの場合、利用する機会があまりないのだ。ベストな利用シーンは、「いつもの道を歩いているとき」だろうと思う。

いつもの道」なら、耳に意識を奪われてもさほど危険はない。また「歩いているとき」なら、本を読んだりスマホを眺めることもない(ぼくの場合は、ない)。

電車に乗ってるときも使えるんじゃないかと言う人もいるだろう。でもぼくは、電車に載っているときは、本を読みたい。車内で立たざるを得ない場合ならAudibleもいいかもしれない。だけどぼくはたいてい座れる時間にしか電車に乗らない。

ちなみに、自宅にいるときも、もちろんAudibleよりも本を読みたい。料理のときなんかは使えるんじゃないかと思ったけど、ぼくの場合は料理にもそこそこ集中しないといけない(まだ下手くそなのだ^^)ので、Audibleに気を取られるわけにはいかない。

1日の通勤で、往復1時間くらい歩くよ、という人にはAudibleはとても良いんじゃないのかなあ。

あとね。ちょっと恥ずかしい話をする。Audibleで聞いていると、「良い声」に気を取られてしまうこともあるのだ(笑)。

たとえば今、川上未映子の『春のこわいもの』を聴いている。この作品の朗読者の読み方が、川上未映子の余韻の残し方にぴったりフィットで、つい「あ、いいな」なんて思ってしまうのだ(笑)。

こんな聞き方をしていると、作品そのものを楽しんでいるとは言えないんじゃないかと考えてしまったりする。読み手によらない、「作品そのもの」を楽しみたいと思っているのに。

もちろん、そういう「ぴったりの読み手」に出会うのも、Audibleの魅力のひとつではあるんだろう。でもぼくは、なんだか罪悪感みたいなのを感じてしまって(笑)、どうも「照れ」を感じてしまうのだった。

< 気持ち悪いんだよ、じじい(笑)。

たぶん、半額期間のうちに退会することになるんだと思います。


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