昨日の記事で、次のように書いた。
ぼくの時代、ぼく個人の考え方だと、「院進学」=「普通の就職は諦める」みたいなイメージがあった^^。
これ、今でも当てはまるみたいだね。
博士課程修了者のうち不安定な非正規雇用で働く人は28.9%を占め、割合は学部卒の6倍の水準だ。 via 日経電子版
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月11日
博士修了者28%が非正規 高度人材、活用進まず:日本経済新聞https://t.co/NFxWyzaqPf
「なんだ、やっぱそうなんじゃん」と安心したり(笑)。ぼくも実はとっても進学したかった。ただ、20代のうちに結婚したい相手がいたもんで、それなら進学はないかな、と諦めたのだった。
残念ではあった。でも、「標準コースと違うこと」(たとえば大学院への進学)ってのは「趣味」みたいなものだと思ってたし、今でも思ってるので「社会のせいで道を絶たれた」とは考えてないな。
「趣味」を貫くには、いろんな準備やら覚悟が必要でしょ。ぼくには覚悟も準備もなかった。趣味に走ってる場合じゃなかったんだな。
「博士人材を活用できない国家に問題があるのだ」なんていう、大上段の(?)議論はあり得るとは思ってる。その立場に理がないとも思わない。ただ、何をやるにしても「標準コース」から外れることにはリスクも伴うよね。
「博士人材を活かせない国(企業)はクソだ」とは思えないんだよな。