『新漢和大字典』を読んでいると、「文字」の「文」と「字」の違いについての記述に出会った。
ひと口に「文字」というが、「文」とは紋様の紋と同系で、物の形を模様ふうに描いた絵文字である。「字」とは滋 (ふえる)と同系の語で、これは既成の絵文字を組み合わせて、ふやしてい った際に作られた文字である。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年8月16日
via 『新漢和大字典』https://t.co/94bnYSlH0M
むむ! こんなこと考えたことなかったし、他に同じ説を唱える本を読んだことがないように思う。
さらに『新漢和大字典』は次のようにも主張する。
漢字の造字法としては、象形、指事、会意、形声の四種であり、そのうちで、象形が最も原初的な文字だから、いわゆる「文」に属し、指事・会意・形声は原初的文字を組み合わせて作られたものだから、いわゆる「字」に属するということができる。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年8月16日
via 『新漢和大字典』https://t.co/94bnYSlH0M
長い引用だけど、読んでくれました^^? すなわち「象形文字」が「文」で、他は「字」に属するのだとのこと。
むっちゃ面白い。でも、ぼくは不勉強なやろうなので、この説が生れた背景や、説を裏付ける論証について全く知識がない。
文字の「文」と「字」。ぼくは、その「違い」を云々する背景を全くしらない。でも、本説はとてもおもしろくて、きっと他の人にしたり顔で語ってしまうんだと思うな(^^)。
「なるほど、そうなの?」なんて思ってくれる人はいないかもしれないけどね。