ぼくの世代(1966年生まれ)の野球ファンが、はじめて「シフト」という言葉に触れたのは「王シフト」だったんじゃないのかな。
田舎者のぼく(奄美大島生まれ、幼少期は大分県杵築市寺町)は巨人ファンで、王シフトを見て「きったねー、ちゃんとやれよ」とか思ったものだった(笑)。
そんなぼくも小学校高学年になり、それなりに野球やソフトボールをプレイするようになると、相手の力量を判断して「シフト」で守るのを当たり前としていた。「だってこっちの方が勝てるんだから正解じゃん」が、ぼくの思想だった。投手をするときには、敬遠になんの罪悪感もなかった。
で。
そんなぼくの「なんちゃって」シフトと違って、データオリエンテッドにきちんとシフトを引くのが現在のメジャーリーグ。投手の足元を痛烈に抜けばかならず内野ゴロだし、外野手がいつの間にか4人いたりするのもあたりまえだ。
そんなメジャーリーグ・ベースボールが変わるらしいよ。
塁間に3人を置くなどの極端な守備シフトも制限される。 via 日経電子版
— maeda, h (@torisan3500) 2022年9月9日
MLB、投球間の時間制限導入へ 9日にも新ルール発表:日本経済新聞https://t.co/1aEEywdhwv
内野手は、二塁ベースの右と左に2名ずついることが必須で、内野手が外野の芝生エリアで守ることも許されなくなるんだそうだ。
まあ。レギュレーションの問題だから「どうでも良い」っちゃあどうでも良い。ただ、あと5年くらいなりゆきにまかせて、メジャーベースボールがどのように変化するのか、ってのも見てみたかったきはするね。
そういえば…
ほとんど誰も知らないだろうけど、水球のジャパン(ポセイドン・ジャパン)も、特殊なシフトを引いていたよね。ぼくは焼肉屋で選手と一緒に写真を撮ったことがある(^^)。