「イグ・ノーベル賞」ばかりが話題になって悔しいけどね。日本には立派な「言論文化」がある。「イグ・流行語大賞」にももっと注目されて良いんじゃないのか(そんな大賞、ないとは思うけど^^)。
「最も強い言葉で非難」、「断じて容認できぬ」、「丁寧な説明」などは、空疎語ジャンルでの流行語大賞を狙っているよ。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年10月10日
首相「断じて容認できぬ」 北朝鮮、戦術核訓練の主張:日本経済新聞https://t.co/Id33bhP4Z7
現段階での候補はもちろん「最も強い言葉で非難」、「断じて容認できぬ」、「丁寧な説明」だ。
内容の空疎さでいえば「丁寧な説明」がダントツだろう。
ただ、頻度でいえば「断じて容認できぬ」も有力だ。「断じて容認できぬ」を繰り返しても現実は粛々と(笑)続いていく。政治が流行語化させた「粛々と」を否定的に継続するようなアイロニーもおしゃれ。
インパクトの強さで言えば「最も強い言葉で」かな。「お前、馬鹿じゃん」「お前はその2倍」「お前はその2倍の2倍だろ」みたいな。多くの人が「最も強い言葉で非難」をきくと、小学生時代の不毛な喧嘩を思い出すんじゃないのかな。
政治家は「言論活動をしてる」なんて言われることがある(ぼくはダウトを叫ぶけど)。政治家として、そこらの三流芸人に負けないナンセンスを生み出そうと頑張っているのかもしれないね。