『小説の言葉尻をとらえてみた』という本を読んでいる。その中に読み方の多い漢字の話が出てきた。
「生」は、常用漢字としては「下」とともに音訓が最も多い字です。「セイ・ショウ・いきる・いかす・いける・うまれる・うむ・おう・はえる・はやす・き・なま」と、全部で十二の読み方があります。
— maeda, h (@torisan3500) 2023年5月16日
via 『小説の言葉尻をとらえてみた』(飯間浩明)https://t.co/IdDvsYybiN
「おおっ、そうなのか!?」と、ChatGPTにも尋ねてみた。
音訓が最も多い漢字はなんですか?
音訓(おんくん)とは、漢字の読み方や意味に複数のバリエーションが存在することを指します。多くの漢字が音訓を持っていますが、その中で最も多い音訓を持つ漢字としては、「行」(こう・ぎょう・あん・い)が挙げられます。
「行」は、一つの漢字で複数の読み方と意味を持ちます。例えば、「行く」(いく)や「行動」(こうどう)のように、「行」の音訓は多岐にわたります。その他にも、「行列」(ぎょうれつ)や「行方不明」(あんぽうふめい)など、さまざまな読み方や意味を持った単語にも使用されます。
ただし、最も音訓が多いと言われる漢字は複数存在する可能性もあります。漢字の音訓は、歴史や文化によっても異なる場合がありますので、一概に最も多いと言い切ることは難しいです。
「生」とか「下」には12の読み方があるそうなのに、ChatGPTが挙げた「行」には4つの読み方しか例示されていない。
ChatGPTの答えの意味がわかんねえなあと思いつつ、Bingにも同じことを尋ねてみた。
音訓が最も多い漢字は、「生」と「下」で、それぞれ12通りの読み方があります。(以下略)
こちらは書籍と同じ情報が戻ってきた。「12通り」という数も正確だ。
最近ちょっと思うんだけど、ぼくの尋ねる質問に、ChatGPTはうまく答えてくれない気がする。Bingのほうがはるかに有用だ。
今後。ChatGPTを鵜呑みにしたとんでも発言や記事・書籍なんかが出てきそうな気もするね。それを見つけるのは、まあ楽しいことかもしれないね。