feed を頂いている goo ニュースで見つけた記事。
むむ^^。
会社に入って三年目だったかなあ。私、「残業代」ってのに疑問を感じて、一切の残業代を拒否したことがあったんですよね。月に百時間は残業してたかなあ。百時間超の残業手当が付いた給料をもらってびびったのもあったし(笑)、「とろい奴ほど儲かる仕組み」と極端に考えて、「残業手当」って制度自体に疑問を感じたせいもあった。
でも。
「少子化対策」と併せて考えたことはなかったなあ(笑)。まあ私、昔からちょっとオクテだし(大笑)。但し、
(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、例えば少子化(対策)にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだと首相が言ったとあるんだけど。これはあくまで「例示」に過ぎない話。メディアが「ネタ」で「残業せずに子を作れ」ってな話に持って行ってるだけ。まあそういう「ネタ」にしてくれたから私もこのニュースを見たわけだけどさ。
まじめな話では当然に、
ただ、連合などはサービス残業を追認するもので過労死が増えるなどとして導入に猛反対している。このため、夏の参院選をにらんで与党内でも慎重論が広がっている。ってな話になるんだけど。
マリー・アントワネット風に「じゃあ残業せずに同じ仕事できる人に頼みます」とか。そんなことを言いたい管理職も多いんじゃないですかね(^^)。私が部下を持って最初に覚えたイヤミは「じゃあ俺がやるからいいよ」でした(苦笑)。
で、記事を書いた後、下に表示される「関連する(かもしれない)ウェブページ」から、ITmedia の記事を見てみました。
制度導入については
最大の焦点は、制度が適用される労働者の条件。厚労省が部会に提示した報告書案では、(1)労働時間では成果を適切に評価できない業務(2)権限と責任を相当程度伴う地位(3)仕事の進め方や時間配分に関して上司から指示されない(4)年収が相当程度高い──の4条件を満たす労働者に限定するとしている。
わりと妥当のように思えますよね。反対する経済同友会の
「仕事の中身や量、スケジュールまで自分で裁量できる労働者は少ない」として、制度導入は時期尚早と主張している。という見解の方が何だか変な感じ。まあ「自分で裁量できる労働者は少ない」ってのは「能力」のことじゃなくて職掌のことなんだろうけれども。但し、「裁量」があるのであれば、「裁量」を認めるよう変わっていくのは組織の、組織内での義務だろうし。
多く「残業代のための残業」を目にしてきたので、制度には心情的に賛成してしまうな。働く側も無理に業務時間内に全てを済ます必要がなく、「ペース」を作れるので気持ちがラクになると思うんだけどな。つまり「残業代を貰ってしまう」という罪悪感がなくなるじゃない?