ぼくは「ユダヤ人問題」なんかに全く無知で、「反ユダヤ」(ヴェニスの商人?)や「ホロコースト」の理由をよく知らない。よく言われる、キリスト教で禁じられていた「利子」を活用することで成り上がるユダヤ人に反感が募った、ってのを「ふーん、そんなもんかあ」と思ってた。
だけど、なんか説得力のある説明を新たに見つけた気がするな。
> キリスト教はユダヤ教から「分派」した宗教です。 どのような宗派も政治党派も、「分派するだけの必然性があった」ことを主張するためには、彼らがもともと属していた「母胎」が腐りきっていて、使い物にならないものであることを主張しなければなりません。https://t.co/wyXILT3dQX
— maeda, h (@torisan3500) 2024年4月18日
ヨーロッパに多いキリスト教が、自らの出自であるユダヤ教を否定する必要があり、それがためにユダヤ人を差別した、という見解だ。
これはなんか腑に落ちる説明に感じる。
この記述を見つけたのは『若者よ、マルクスを読もう』という、なんだか軽い^^タイトルの本。その中で内田樹が主張しているものだ。
ぼくはまだ本書は30%くらいしか読んでいなくて、本の内容を評価できる立場にはない(どちらかといえば、今のところ気に入っていない^^)。でも、このユダヤ人問題に関する記述は面白いな。
もしかすると多くの人にとっては「当たり前」の考え方なのかもしれない。ただぼくは、こんな考え方に初めて触れた。すごく面白い説だと感じているので、ちょっとこの方面からの勉強をしたいと思ってる。