理科年表で発見した「かわいい」震度階級関連解説表
今年の理科年表を買ってきた。毎度、全部見るなんて使い方をするわけじゃないんだけど、手元にあるといろいろと興味深い(過去の平均気温表一覧とか積雪量平均だとか、あるいはこれまでの地震被害一覧などなど)。
版が変わって購入すれば、いろいろと比較対照してみる面白みもある。今年、今のところ気に入ったのは震度階級関連解説表。改訂以来細かく見ていなかったんだけど、2009年半(下)の震度4がかわいい。
送信者 2012年1月30日 |
■ 平成21年版(気象庁震度階級関連解説表 1996)
- 震度0 人は揺れを感じない。
- 震度1 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
- 震度2 屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。
- 震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。
- 震度4 かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
- 震度5弱 多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。
- 震度5強 非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。
- 震度6弱 立っていることが困難になる。
- 震度6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。
- 震度7 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。
■ 平成24年版(気象庁震度階級関連解説表 2009)
- 震度0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
- 震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
- 震度2 屋内でしずかにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。
- 震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。
- 震度4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
- 震度5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
- 震度5強 大半の人が、物につかまらないと歩きうことが難しいなど、行動に支障を感じる。
- 震度6弱 立っていることが困難になる。
- 震度6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
- 震度7 (震度6と同じ)
「ほとんどの人が驚く」ってのは面白いよなあ。旧版震度7の「自分の意志で行動できない」というのも面白い。
ちなみに「理科年表オフィシャルサイト」なんてのもある。