今、テレビでラグビー大学選手権準決勝、関東学院-大阪体育大学を見ています(前半終了)。
大阪体育大学と言えば…
- 伝説の「最強ジャパン」時代の天才ウィングの坂田監督
- 20年近くも前に「ヘラクレス軍団」と言われたフィットネス集団
- ノリで「展開ラグビー」を標榜しての三ツ沢における悲惨すぎた惨敗
などが注目されるところ。「ヘラクレス」時代には関東のラグビーファンにも大いに夢を与えてくれました。優勝してもおかしくない実力を備えたチームを作りながら、準決勝敗退の坂田監督の今後に期待した人も多かった。まあその後、関西風のノリで「展開ラグビー」を選択してしまって坂田伝説は終焉を迎えたかと思われましたが。
今期の大阪体育大学は「それなりに強いFW」、「接点の速さ」「チームプレイ」が特徴とされています。
しかし前半を見る限り「接点の速さ」なんて存在しない。サポートプレイもほとんど見ることができません。
リクルートでは関東の大学に勝てるわけがないので、何か特徴を持ってこないと勝てないのが昨今の大学ラグビー。今年もまた坂田監督は「呆然」と、国立を後にすることになりそうです。
一時の京都産業大学のように、「ノリ」でプレイしないチームが継続的に強化していかないと、関西ラグビーの強化はなかなか果たせぬ夢なのかもしれません。なんとか「日本ラグビー界最高エリート」のひとりである坂田監督の笑みを見たいものだとは思っていんですけどね。
結局大阪体育大学はノートライの惨敗。関東学院の個々の力にやられたという話もあったみたいだけど納得できないな。個々の力に組織で対抗するのが基本。その中でサポートプレイが全くできない大阪体育大学のプレイは見ていて滑稽に感じるほどだった。
個々で負けてそれで終わりならば、「ラグビー」で戦う必要はない。