中国の大混雑海岸の写真を見て、それで当然のように『幸福の限界』を思い出した。
耐えなくちゃいかんと思ってしばらく耐えてたんだけど辛抱溜まらず。書棚から探し出して読了。ちなみに新潮社版筒井康隆全集 (14)『農協月へ行く/狂気の沙汰も金次第』所収。
確かに「限界」まで「幸福」かもしれないよなあ。どんな幸福かと言えば、『走る取的』の最後のような幸福。
この全集、大学生の頃に毎月発刊されていて順に購入していったもの。
『信仰性遅感症』も同刊に入ってる。これは『俺の血は他人の血』くらいに、ちょっと、やばいんっす(苦笑)。売れない文筆家の『自殺悲願』は、映画「生きない」に似てるか。
有名な『レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯』も入ってる。これ、最初に読んだのはいつだったかなあ。
彼は死んだ。だが、すぐまた生き返った。その後彼は、死ぬまでずっと生きていたといわれるが、確かな証拠はない。
なぜかこの文章。やけに気に入っていた時期がありました。今も好きですけどね^^。