たとえば asahi.com にある「官庁頼みの広告事情背景に 地方新聞社など『動員』問題」なんて記事。
どうだろう。「動員」ってそんなに悪いことなのかな。
私も大学時代、結構「動員」されました。ってか「結構おいしいバイト」だった。だってさ。シンポジウムを無料で聞けて(しかも(一応)一流所が出る)、かつお金が貰える。
お金は3千円~1万円くらいだったかな。
ただ、動員で「こういう意見を言ってくれ」と強要されたことはないんですよね。一応こっちも金貰って言ってるんだから、意味不明に「ぶ~っ」とか飛ばして帰るのはまずいだろうと思ってる。まあもちろん金貰ってなくてもそんなこたぁしないけど。
しばりは「一応金貰ってるんだぜ」ということで「マナーに則れば良い」というだけで、別に何らかの立場に立った意見を言う必要があるというプレッシャーもなかったし、実際そういうふうに行動してた。
まあ今問題になってる「動員問題」ってのは、「意見を強要(ってか、ヤラセ)した」ってことが問題になってるんだろうから、私なんかのケースとは違うんだろうけど。
でもね。「ヤラセ」って言ったらさ。
NHKにとある番組を見に行ったとき。「ここですごい盛り上がれ」とかさ。質問コーナーでの手の挙げ方とかいろいろ指導されて、そっちの方がよっぽど「動員」されたときより強制力を感じたけどな(笑)。まあ「笑って良いとも」以来、テレビは「ヤラセ感」を「滑稽」に表現することを前面に出してるから「それはそれ」と思ったけどね。でもあの雰囲気に「さすがNHKやん^^?」と感じたのは事実。
ってかあれだ。
「動員問題」とか、別に「まあそんなもんじゃない?」って話で誌面を賑わせて、本当にやばい雰囲気の「あるある問題」風なやらせを隠してんじゃないの、とか。そんな深読みしたくなっちゃいますね^^。