なんで「直腸」というのだろうと、考えたことはある。でも、どうせわかんない理由なんだろうと、途中で考えるのをやめてしまった。
実は、とってもわかりやすい理由だった。
直腸という名は「真っ直ぐな」という意味のラテン語からきている。
— maeda hiroaki (@torisan3500) January 11, 2019
via 『人体の冒険者たち』(ギャヴィン・フランシス)
出典は『人体の冒険者たち』という本。
日経新聞の書評をみて読んでみた本(さほど面白くはない)。その本に曰く「直腸という名は『真っ直ぐな』という意味のラテン語からきている」。
「本当かなあ?」と『ランダムハウス英和大辞典』もみてみた(この辞書は多く語源を載せてくれている)。
[1541.<近代ラテン語 rēctum(intestīnum)まっすぐな(腸)]
本当だった。直腸は、まっすぐだから「直」腸というのだ。日本語の意味もチェックしようと、『日本国語大辞典』を見てみた。
哺乳類の消化管の一つで、大腸の最後部。結腸の腸骨湾曲の後部から始まり、真直に走り、小骨盤を通って下降し、肛門において外部に開口する。開口部は環状の肛門括約筋があって閉じている。
やはり、まっすぐになっているのが「直腸」らしい。
ぼくは、直につながっているから直腸なんだと思いつつ、人生の大半を過ぎていた^^。やはり、「はてな?」と思ったことは、辞書をひくに限るのだ(^^)。