『イネという不思議な植物』って本を読んでいる。
当たりハズレの大きな「ちくまプリマー新書」だけど(ってか、現代における「新書」全般に言えるかな。くだらない新書は増えたよねえ)、この本はかなり面白い。
たとえば、イネってのは、風媒花から虫媒花になり、そしてさらに風媒花に戻る進化をした植物なんだってさ。
イネ科植物が置かれた過酷な環境には、花粉を運んでくれる昆虫も少なかった。そこでイネ科植物は虫媒花から、再び風媒花に進化し直したのである。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2019年11月27日
via 『イネという不思議な植物』(稲垣栄洋) https://t.co/7qHcd6V6hN
知らなかったし、そんなことがあり得るだなんて想像だにしていなかった。
また、イネは成長点を「先端」におかない植物なんだってよ。
イネの場合、成長点のある茎の先端は地面との際にある。そしてそこから葉のみを上に伸ばしていくのだ。こうすれば先端部を食べられても、成長点が傷つくことはない。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2019年11月27日
via 『イネという不思議な植物』(稲垣栄洋) https://t.co/7qHcd6V6hN
そう言われればどこかで聞いたきもするけど、変な話だよね。
まだ読んでいる途中なんだけど、きっとさらにいろいろ楽しませてくれるに違いない。